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「NHKから国民を守る党」が議席獲得・政党要件も満たした驚愕の選挙戦略とは?

7/30(火) 6:03配信

選挙ドットコム

立花孝志代表率いる「NHKから国民を守る党(以下、N国)」が7月21日に投開票が行われた第25回参議院議員通常選挙(以下、今回の参院選)で比例で1議席を獲得し、全国の選挙区で得た得票率の合計が2%を超えたため政治資金規正法、政党助成法が定める政党要件を満たすことにもなりました。
選挙前の国会議員ゼロから比例で1議席・政党要件獲得を果たしたN国の選挙戦略を、選挙ドットコムが行った立花代表へのインタビューも振り返りつつ、詳しく見てみることにしましょう。

YouTubeでの立花代表の政見放送動画の再生回数は300万回を超える

N国・立花代表は主な情報発信の手段としてYouTubeの動画配信を用いています。
立花代表が7月10日に自身のYouTubeチャンネルでアップロードした今回の参院選の政見放送の動画の再生回数は25日現在で約319万回を超えています。
政見放送はこれまでの地方選挙でも多用してきたキャッチコピー「NHKをぶっ壊す」を繰り返すなど、奇をてらった内容でした。
この政見放送の意図について立花代表は、「まずは政治とはまったく関係のないところで関心を引き付けることが必要」「一度選挙に行ってもらうきっかけを作るには面白いこと、インタレストなこと、笑わせること、笑った上でためになることが重要」と、選挙期間中に選挙ドットコムが行ったインタビューで述べていました。
また、7月21日に放送されたインターネットテレビ局AbemaTVの番組に出演した際には「今は注目を集めるために、ふざけながら真面目なことをやっている、次回はバシッとしたものを出したいと思う」とも述べ、情報発信の方向性を今後変える可能性にも触れています。

政党要件を満たし政党助成金をねらう

今回の参院選でN国は議席獲得ではなく、政党要件を満たすことを目標にしていました。
選挙期間中に選挙ドットコムが行ったインタビューに対して、立花代表は「(政党要件を満たして)政党助成金をもらえるのが直近の国政選挙で全国の得票率が2%以上です。それにエントリーするのに必要な最低3300万円を稼ぐため、地方選挙の結果や最低得票数を網羅して、どれくらいの議員報酬でどれくらい票を取れば地方議員になれるのかをザ選挙(注・選挙ドットコムの前身)や選挙ドットコムの選挙データベースなどを使って調べ上げました。6年前からそれをやってきたところ、地方の議員をやって勉強し、お金を貯めて国会議員に挑戦するべきなんだな、と思いました」「6年前から市議会議員に挑戦して、4年前に初当選しました。当選から4年後の今年の統一地方選でドーンと弾けたので参院選に挑戦する権利を得られたなと思いました」と話していました。

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最終更新:7/30(火) 6:03
選挙ドットコム

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