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「霜降り明星」せいや、髪まで抜けたいじめ体験 人生を変えたコントの意味「僕は別に闘ってないんです」

8/1(木) 7:00配信

withnews

【#withyou ~きみとともに~】

お笑いコンビ「霜降り明星」のボケ担当、せいやさんは、テレビではあまり見たことのない神妙な面持ちで語り出しました。「そんなすぐ、いじめられてるって思いたないんですよ、人って」。髪の毛が抜けてしまうほど追い詰められた高校時代。そんな状況を救ってくれたのは、やっぱり「お笑い」でした。でも、「笑い」でいじめをはね返したわけではないと言います。「やっぱりね、逃げた方がいい。僕は別に闘ってないんです」。今、つらい思いをしている10代に、せいやさんが「一番伝えたいこと」を聞きました。(朝日新聞記者・小野太郎)

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早く人気者になりたくて

――高校1年のころ、いじめに遭ったと聞きました。どんな学校生活だったんですか

これ、あれですか。僕の経験だけで終わらないですよね。メッセージみたいなものもありますよね。

――はい。あとでお願いしようと思っています

じゃあ、本当に伝えたいことを言うために、まず、僕の経験だけで言いますよ。

新学期の4月って知らん人ばっかりなんですよね。僕は中学のときからアマチュアでお笑いやっていて、漫才でテレビにも出て、学校内ではいわゆる人気者やったんですよ。そのスタンスで、早く高校でも人気者になりたくて、ちょっとはしゃいでしまったんですよね。ボケたりして。

――どんな感じだったんですか

ゴミ箱にみんながゴミを投げていて、僕が「スリーポイント狙え」とかバスケに見立てて実況するみたいな。それがめちゃくちゃすべって、「なんやあいつ」みたいになりました。

――そこからいじめが始まった

机を逆にされたりとか。ほかのクラスからも人がうわーって集まって、みんなで僕を持ち上げて学校を回るとか。ひどいときは、4階の窓から足だけ持たれて、体をほとんど外に出されたりとか。そんなんでも、僕はお笑いの精神を持ってたんで、顔引きつりながらも「なにしてんねん」ってツッコんでましたけどね。

――いじめグループみたいなものがあったんですか

ほんまにひどいのは2、3人。でも、周りから集まってくる。集団心理なんでしょうね。で、僕は泣いたりしないんですよ。「おい」ってツッコむんで、火に油を注ぐじゃないですけど、どんどん悪化していきましたね。

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最終更新:8/1(木) 11:54
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