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芸能人の「銀行の使い方」と、ここだけの話(第3回) 不動産投資は「知識勝負」だと実感

7/31(水) 14:02配信

マネーの達人

私の知る限り、芸能人が銀行を利用するのは給料振込くらいで一般人より利用頻度も少なく、銀行にある金融商品や資産運用(投信、保険商品など)を利用する芸能人はあまりいないようです。

他行の取引はもちろんわかりませんので断定はできませんが、ハイリターンを求めるなら証券会社などと取引するでしょうから、やはり銀行には安定を求めていると思います。

芸能人の不動産投資は銀行との関係が深く「ローンを借りて不動産投資をする」をします。

自己資金でアパートや貸ビル経営をする人もいますが、この場合銀行とは関係が発生しません。

芸能人が銀行でローンを借りて不動産投資をした例をいくつか紹介しながらお話しを進めます。

全4回
(第1回)口座は1つ、金額ハンパない
(第2回)住宅ローンを組みにくい3つの理由
(第3回)不動産投資は「知識勝負」だと実感
(第4回)仕送りをする子と、親の思い

芸能人の不動産投資

銀行員として私が見てきた芸能人の不動産投資は2つに分かれます。

それは「わかっていない人」と「わかっている人」です。

「わかっていない人」… 基本的にひとまかせで投資するので、リスクや物件のことを自分で考えているのか心配になってしまうような人のことです。

「わかっている人」… 一貫して自分で考え行動しているのがわかるので、芸能人として成功しているのも納得できるような人のことです。

ココだけの話3:「わかっていない人」

だいぶ昔の話ですが、ある物件について、銀行にマネージャーさんが相談に来ました。

銀行員は話を聞いて「わかってないな、危なっかしいな」と感じたそうです。

・ 物件は山で、価値はほぼゼロ
・ 本人は現地を一度も見ていない 
・ ひとまかせで主体性がない

■結末

購入する物件は地方の観光地、しかしハッキリ言って「山」の一言でした。

最寄りの駅から自動車で30分以上かかるような場所でした。

本人はそこに自分のデビュー時から今に至る歴史を飾った資料館のようなペンションや、アウトドア施設など一大レジャーランドを作りたかったそうです。

物件の銀行評価はゼロでしたが、収入や資産を考慮し審査は通り、融資を受け土地を購入しました。

しかしその後、現場が山なので造成だけでも億単位のお金が必要なことがわかり、工事はストップして土地はそのままとなり、最終的に融資は自己資金で完済したそうです。

せめて自分自身が現地を見ていれば、もう少し違った判断ができたかもしれません。

この人は資産をもっていたので、自己資金で完済できたことがせめてもの幸いです。

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最終更新:7/31(水) 14:02
マネーの達人

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