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JAL、A350機内を福岡で初披露 初便招待クイズも

8/1(木) 23:07配信

Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は8月1日、エアバスA350-900型機(登録記号JA01XJ)の機内を福岡空港で公開した。9月に就航する羽田-福岡線が商業運航1路線目で、福岡での機内公開は初めて。就航まで1カ月となり、クイズに正解すると初便の航空券が当たるキャンペーンも実施する。

【福岡で初公開されたJALのA350】

 A350-900は、羽田-福岡線など国内線幹線に投入しているボーイング777-200型機の後継機。客室は「日本の伝統美」を表現したデザインを採用し、手荷物収納棚(オーバーヘッドビン)は大型のものを備える。

 9月の商業運航開始に向け、JALは6月29日からパイロットなどの訓練飛行がスタート。福岡には7月19日に初めて飛来した。1日は羽田を午前11時46分に出発し、JL4133便として午後1時35分に福岡へ到着した。A350運航乗員部の部長を務める、福岡出身の立花宗和機長によると、現在はA350の教官養成を軸に、パイロットの訓練飛行を進めているという。

 運航を開始する9月は、1日あたり16.5往復33便運航する羽田-福岡線のうち、1日3往復6便にA350を投入。商品・サービス企画本部業務部の澤雄介アシスタントマネジャーによると、2021年度末に向けて投入を拡大し、同路線の7-8割がA350による運航便になるという。福岡就航後は、777-200で運航している羽田-札幌(新千歳)線や那覇線、伊丹線に投入を予定している。

 初便は9月1日の羽田を午後0時10分に出発するJL317便。JALは特設サイトで実施している5問のクイズに全問正解した人の中から、抽選で2人に初便の航空券をプレゼントする。応募期間は8月4日まで。

 JALのA350は、標準型のA350-900は国内線用777-200の、長胴型のA350-1000は長距離国際線用777-300ERを置き換える。最初に導入するA350-900は、初号機から3号機までが特別塗装機で機体後部にA350のロゴを大きく描き、初号機は“挑戦”を示す「レッド」、2号機(JA02XJ)は“革新”の「シルバー」、3号機(JA03XJ)は“エコ”の「グリーン」を採用した。翼端はいずれもJALのシンボルカラーである赤を配した。

 座席数は3クラス369席で、ファーストクラスが12席(2-2-2席配列)、クラスJが94席(2-4-2席)、普通席が263席(3-3-3席)。左前方入口のL1ドア付近には黄金の鶴丸ロゴを掲げた。777-200(3クラス375席:ファースト14席、クラスJ 82席、普通席279席)と比べると、ファーストは2席減、クラスJは12席増、普通席が16席減となり、全体では6席減る。

 全クラス全席に電源コンセントと充電用USB端子、個人用モニターを備え、機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」を無料で提供。地上走行を開始してから駐機場に到着するまで利用できる。映画などのビデオコンテンツは、途中で視聴を中断しても次回搭乗時に続きを楽しめるようにした。

 ファーストクラスはパーティションによる個室感のある空間や振動式のマッサージ機能が特徴。クラスJは位置や角度が調整可能な新機構のレッグレストを導入している。普通席の電源コンセントは前席の上側、充電用USB端子はモニター下と、使いやすい位置に配置した。

 JALがエアバス機を導入するのは、統合前の日本エアシステム(JAS)が発注し、すでに退役済みのA300-600Rを除くと初めて。エンジンはロールス・ロイス製トレントXWBを搭載し、JALが同社製ジェットエンジンを導入するのも初となった。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:8/1(木) 23:07
Aviation Wire

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