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本田 見えない東京五輪への道

8/1(木) 17:19配信

東スポWeb

 東京五輪出場を目指す元日本代表エースMF本田圭佑(33)が窮地に追い込まれた。昨季限りでオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーを退団し、欧州主要リーグの強豪クラブ入団を切望。現状ではマイナーリーグの上位クラブから複数のオファーがあるものの、移籍先は決まっていない。シーズン開幕まで期限は刻一刻と迫っており、東京五輪への道筋は見えないままだ。

 今夏にフリーの身で移籍先を探している本田だが、状況は進展しないまま8月を迎えた。「東欧のクラブを中心にいくつか話はあるようだが、簡単に妥協はしたくないんだろう。ただ、強豪リーグだと2部くらいが現実的だし、どこかで妥協も必要になるのではないか」と欧州事情に詳しい代理人は語った。

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)の予選から参加するクロアチア1部ディナモ・ザグレブ、セルビア1部の名門レッドスター・ベオグラードなどが獲得に興味を示しているが、本田サイドはあくまで欧州5大リーグ(ドイツ、イングランド、フランス、イタリア、スペイン)を中心に探しているという。

 目標とする東京五輪に出場するには、24歳以上のオーバーエージ枠(OA)に選出されなければならない。すでに森保ジャパンではFW大迫勇也(29=ブレーメン)、MF柴崎岳(27=デポルティボ)ら欧州組を中心にリストアップが進行中。本田が逆転でOA選出されるには欧州トップレベルでの活躍が不可欠だ。

 そうした事情は本田も理解しており、6月には「(昨季は)コンスタントにプレーする目標をクリアできた。それを今度は本当にレベルの高いところでやれるのか確認したい。とにかく強いリーグに」と切望。「時間はかかるかもしれないけど、諦めずに良いところを見つけたい」と話していたように、辛抱強く移籍先を探しているのが現状だ。

 また「(スコットランド1部)セルティックあたりともコンタクトはあるようだが、ちょっと難しいんじゃないか」(前出の代理人)。元日本代表エースでイタリア1部ACミランで10番を背負うなど、知名度はあるだけに興味を示すクラブはあっても、直近の2季はメキシコ、オーストラリアと“都落ち”して目立った成績も残せていない。33歳を迎えた年齢もネックで、本田が納得するレベルで交渉に発展するクラブは見つからないようだ。

 欧州の移籍市場の締め切りは8月末だが、フリーの身ならばその後も入団は可能。とはいえチームの体制は徐々に固まっていくだけに、加入が遅れれば遅れるほどレギュラーとしてプレーするのは難しくなる。欧州各国のシーズン開幕は迫っており、新天地で活躍し東京五輪を目指すためにはいよいよ厳しい状況に追い込まれてきた。

最終更新:8/1(木) 17:23
東スポWeb

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