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熱中症の症状にそっくり「夏の脳梗塞」 命の危険を防ぐ 正しい見分け方とは

8/1(木) 11:00配信

中京テレビNEWS

 熱中症だと思ったら、夏の脳梗塞に。見分け方が難しく、気がついたときには取り返しがつかないことも。命の危険を防ぐ正しい見分け方とは?

 愛知県南知多町の内海海水浴場。今期初の猛暑日となったこの日、海水浴客が心配していたのは熱中症。

「なんか暑いね。あっつい。砂も熱い」
「昔よりも暑くなったと思いますね」
「熱中症とか、やっぱり怖い」(海水浴客)

 この熱中症に症状がそっくりで命の危険もある、夏特有の病気があるといいます。それが脳梗塞。

「脳梗塞は実は夏に多い病気なんです。熱中症の初期症状と似ている部分があるということは事実ですね」(藤田医科大学 中原一郎教授)

熱中症にそっくり?“夏の脳梗塞”

 汗をかき、脱水状態になると、血液がドロドロになり血の塊「血栓」ができやすくなります。その血栓が脳の血管を詰まらせ脳梗塞になるといいます。

 主な初期症状は、目まいやふらつき、吐き気など。まさに熱中症にそっくり。

Q.熱中症か脳梗塞かの見分け方は?
「なかなかそこは難しいところだと思います。気がついた時には取り返しがつかないということがある」(藤田医科大学 中原一郎教授)

 見分け方が難しいという“熱中症”と“脳梗塞”。

 ちなみに、海水浴に来ていた方に熱中症の処置について伺うと。

「水分補給とか」
「よく水分をとってこまめに」
「休憩をとらないと危ないと思います」(海水浴客)

 熱中症の処置として代表的な3つ、「1.水分をとる」「2.塩分をとる」「3.涼しい所で休ませる」。この中で、脳梗塞の処置としては間違っているもの分かりますか?

 正解は「3.涼しい所で休ませる」。なんと、休ませてはダメ。

「熱中症だけであればしばらく様子を見るっていうのはいいかもしれませんが、脳梗塞になりかけているということであると、早く医療機関にきていただくということが大事です」(藤田医科大学 中原一郎教授)

脳梗塞と熱中症の正しい見分け方とは?

 熱中症の症状にプラスして、体に麻痺(まひ)がある場合は脳梗塞の可能性が高まるといいます。

 具体的には、顔がひきつる、片腕だけ動かない、ろれつが回らないなどの症状が見受けられたときは、脳梗塞を疑って速やかに救急搬送するのが望ましいそうです。

「(脳梗塞も熱中症も)こまめに水分をとるということが大事ですね。もう一点大事なことは、アルコールはダメなんですね。アルコールは利尿作用がありますから、そのときは水分が入るんですけど、まもなく、おしっこで出てしまうので脱水になってしまう」(藤田医科大学 中原一郎教授)

 夏の脳梗塞。みなさんお気をつけください。

中京テレビNEWS

最終更新:8/1(木) 11:00
中京テレビNEWS

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