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“日傘男子”は4%、専門医が熱中症対策に日傘を薦めるワケ

8/2(金) 6:55配信

ウェザーニュース

 熱中症対策で男性も日傘を使いましょうと環境省が呼びかけ、日本一暑い熊谷市がある埼玉県は「日傘男子広め隊」を立ち上げるなど、“日傘男子”が話題になっています。
 実際に男性はどれほど日傘を使っているのか、ウェザーニュースがアンケート調査を行いました(6月7~8日実施、6470人回答)。

女性は61%、男性4%という落差

 アンケートの回答を男女別に集計しました。

 【男性】(4487人)
 ・使っている/3%
 ・今年デビューした/1%
 ・検討中/7%
 ・使っていない/89%

 【女性】(1983人)
 ・使っている/60%
 ・今年デビューした/1%
 ・検討中/5%
 ・使っていない/34%

 これほど男女差が大きいアンケート結果は珍しいのですが、男性の回答者のコメントを紹介します。

 まず、使っていない男性は--
 「帽子で十分です」
 「まだ抵抗があります」
 「持って歩くのが面倒だから」

 検討中の男性は--
 「使ってみたいが、恥ずかしい気がする」
 「今年は思い切ってやってみるか」

 使っている男性は--
 「女の子が『日傘は涼しいよ、ほら』って入れてくれて本当に涼しさを実感しました。それから使い始めました」
 「イベントで1日外にいるときは必須です。直射日光に当たらないだけで疲れが全然違います。ただし、危険ですから人混みでは絶対に使用しません」

気象病専門家も“日傘男子”を実践

 日傘はどれほどの効果があるのでしょうか。

 「私が気象病の研究を始めて25年になります。その私が“日傘男子”デビューをしたのが3年前。やはり『男性が日傘なんて…』という気持ちがありました。しかし、使い始めるともう手放せません」と言うのはウェザーニュース気象病顧問アドバイザーで愛知医科大学客員教授・中部大学教授の医師、佐藤純先生です。

 佐藤先生が日傘を使い始めて気付いたのは、頭部に当たる直射日光を遮る効果です。

 「たとえば、真夏の昼下がりに日射しが当たる頭髪の温度は55℃前後に上昇しますが、日傘を使うと40℃前後に下がります。15℃も低くなるので熱中症になる危険を大幅に下げてくれます。帽子も頭部への直射日光を防いでくれますが、頭に汗をかくとむれるので、日傘の快適さにはかないません」(佐藤先生)

 日射しが強いときは日陰を選んで歩いたりしますが、交差点や駐車場には日陰がありません。そんなときは日傘がありがたいものです。

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最終更新:8/2(金) 6:55
ウェザーニュース

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