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フルスイングの強打スラッガーはドラゴンズにいつ出現するのか?

8/2(金) 10:11配信

CBCテレビ

オールスターゲームをはさんで歓喜の8連勝、その後に続いた悪夢の8連敗。そして一進一退の現在。ドラゴンズファンとしてこの“乱高下”には相当戸惑い、そして落ち込んだ。2位に浮上した瞬間に「今年はイケるぞ」と期待しただけに、あっという間のBクラス転落はショックだった。そんな8連敗の最初は1点差での敗戦が4ゲーム続いた。
あと1点、あと1本。そんな中でふと今年の球宴風景が記憶に蘇った。

恐るべし「山賊打線」の打者たち

オールスターゲーム第1戦に埼玉西武ライオンズの2人の選手が放った見事なホームラン、その勢いと弾道が忘れられない。
まず森友哉選手。プレイボールしばらく後の2回表に特大の2ランを打った。「バット一閃」という表現がぴったりの凄まじいスイングによって、ボールは東京ドーム右翼バルコニー席に飛び込んだ。森選手はこの1打によってこの試合のMVPに選ばれた。
次は同僚の山川穂高選手。この時点でパ・リーグの本塁打王だけに、誰もが一発に期待したが、それに見事に応えて6回表左翼席中段にソロホームランを打った。山川選手自身、球宴での記念すべき最初のホームランとなった。

振り切る打者たちへの憧れ

今年も試合前には、オールスターゲーム恒例の「ホームランダービー」があった。セ・パ両チームから4人ずつ8人の選手が登場したが、森・山川2人の他に心に残ったのは3人。同じパ・リーグでは、オリックス・バファローズの吉田正尚選手。セ・リーグでは、横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手、そして東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手。この3人もチームが「将来の4番」としてドラフトで指名した選手たちであり、村上選手にいたってはまだ入団2年目の19歳である。
この5人に共通しているキーワードは「フルスイング」。ファン投票で選ばれながらも残念ながらけがのため出場しなかった福岡ソフトバンクホークス柳田悠岐選手も同じ仲間である。スラッガーのフルスイングは実に気持ちがいい。

竜球団史に残るフルスイング打者

ドラゴンズに目を向けた時、現在1軍で活躍する選手に、フルスイングのスラッガーはいない。では83年になる球団史には誰がいたのだろうか“記憶の旅”をしてみる。
思い当たるバッターは2人、江藤慎一選手と落合博満選手である。
1960年代に2年連続首位打者を取るなど竜の4番として活躍した江藤さんのフルスイングは、当時子どもの目から見ても実に頼もしかった。
1980年代から90年代にかけて同じく4番に座った落合さんは、力まかせとは違う芸術的なフルスイングだった。もちろんバットを振り切る。しかしそこに無駄な力は皆無である。まるでボールが自らの意志でスタンドに飛び込んでいくかのように感じるホームランだった。

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最終更新:9/19(木) 11:14
CBCテレビ

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