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夏の甲子園“初戦勝敗”完全予想 「散る高校」「残る高校」はどこだ?

8/5(月) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 第101回全国高校野球選手権大会が6日に開幕する。注目の最速163キロ右腕、大船渡(岩手)佐々木朗希(3年)ら「高校ビッグ4」の3投手は地方大会で敗退したものの、最後の一角、158キロ右腕・奥川恭伸(3年)を擁し、県勢初の全国制覇を狙う星稜(石川)は4季連続で出場する。大会は6日から準々決勝、準決勝の各翌日の休養日2日を含む16日間。初戦(1、2回戦)24試合を占った。

▼第1日=6日

 第1試合は青森大会6試合で15本塁打、チーム打率.425を誇る猛打の八戸学院光星が初出場の誉を倒す。誉は全国最多の188校の愛知大会で愛工大名電、中京大中京などの強豪校を倒して初出場を決めたが、相手が悪かった。第2試合は神村学園が佐賀北に勝つ。12年前に全国制覇を達成した佐賀北は「がばい旋風」を巻き起こした当時のエース・久保監督が率いるが、今回は初戦で涙をのみそうだ。第3試合は3年連続出場で経験豊富な上位打線がチームを牽引する高岡商が石見智翠館を下す。 

▼第2日=7日

 第1試合は優勝候補の履正社が霞ケ浦を倒す。霞ケ浦の148キロ右腕・鈴木寛はプロ注目の好投手だが、履正社はスタメンに打率4割以上が4人並ぶ強力打線。主砲・井上は大阪大会で4発を放ち、通算46本塁打。最速145キロの左腕エース・清水らタレントが揃い、投打にスキがない。第2試合は春夏連続出場の津田学園が静岡を下す。

「津田学園のエース・前はMAX148キロでプロが注目する右腕。2番手の右横手・降井も140キロを超える2枚看板。打線も切れ目がなく、春の東海大会を制しているように総合力は高い」(プロ球団スカウト)

 第3試合は最速158キロでドラフト1位候補右腕の奥川を擁する星稜が2年連続の旭川大高に勝つ。星稜は絶対的エース・奥川の他にも、2番手・寺沢や144キロの寺西ら高い投手力で石川県勢初優勝を狙う。

 第4試合は立命館宇治が秋田中央を下す。

▼第3日=8日

 第1試合は米子東とセンバツ8強の智弁和歌山の対戦。

 スポーツライター美山和也氏はこう見る。

「元プロで捕手出身の智弁和歌山・中谷監督は、高嶋前監督時代同様、チーム打率・374の強力打線をつくり上げる一方、5投手で1失点とバッテリーも強化してきた。特に捕手の東妻には試合のたびに配球の根拠を言わせるなど、徹底した指導で攻守の要に育て上げた。米子東のエース・森下は好左腕。最初は面食らうかもしれませんが、夏初采配の中谷監督率いる智弁和歌山が白星発進するとみています」

 第2試合は試合巧者の明徳義塾が藤蔭に勝つ。第3試合は好投手・梶塚を擁し、4年連続出場の前橋育英が28年ぶりの国学院久我山との関東勢対決を制す。第4試合は敦賀気比が富島に勝つ。

▼第4日=9日

 第1試合は花巻東が鳴門を下す。第2試合は仙台育英が飯山を倒す。第3試合はセンバツ準優勝の習志野と沖縄尚学が激突する。

 前出の美山氏がこう言う。 

「私が注目する2校の好カード。習志野は150キロ右腕・飯塚と2年生左腕・山内の2枚看板。先行されてもしぶとく粘る野球は沖縄尚学と似ていますが、投手力の差で習志野が勝つとみます」

 第4試合は春夏連続の高松商が鶴岡東を倒す。

▼第5日=10日

 第1試合は東東京大会6戦19盗塁の機動力を誇る関東第一が日本文理に勝つ。第2試合は3季連続出場となる山梨学院が熊本工を倒す。山梨学院の主砲・野村は通算53本塁打で相沢、菅野を加えた中軸は強力。山梨大会5試合でわずか1失策の堅守も武器である。第3試合は岡山学芸館と広島商の隣県対決。

「古豪・広島商の投手陣は倉本、中岡の両右腕がいい。6試合で49得点の打線も強力。伝統の堅守、小技も健在です。広島大会準決勝でセンバツに出場した広陵に13―5で圧勝するなど総合力は高い。手の内を知っている同士の試合となっても初戦を突破するでしょう」(美山氏)

▼第6日=11日

 第1試合はセンバツ8強の筑陽学園が3年ぶりの全国制覇を目指す作新学院との好カードを制して好発進。第2試合は東の横綱と目される春の関東王者・東海大相模が同じく春の近畿王者・近江を撃破する。

「東海大相模は激戦区神奈川をチーム打率.399、11本塁打の猛打で勝ち上がった。遠藤、山村らの中軸打線、バリエーション豊富な投手陣の層は厚い。門馬監督は本気で4年ぶりの頂点を狙っています。一方の近江は昨夏のベスト8を経験した左腕・林、有馬のバッテリーが残るが、東海大相模の戦力は頭一つ抜けています」(スポーツ紙高校野球担当記者)

 第3試合は中京学院大中京が北照を下す。第4試合はセンバツ4強の明石商が2017年夏に全国制覇を果たした花咲徳栄との激戦を制す。

「チーム打率.432で大会屈指の強打を誇る花咲徳栄打線だが、センバツ4強、明石商の149キロ右腕・中森をフレッシュな状態の初戦で攻略するのは至難の業。花咲徳栄は投手力が少し落ちるので、明石商が勝ち上がるとみています」(前出の記者)

▼第7日=12日

 第1試合は宇和島東が宇部鴻城を下す。第2試合は福島大会13連覇を達成した聖光学院が海星を倒す。第3試合は智弁学園が八戸学院光星と誉の勝者と対戦する。

最終更新:8/5(月) 12:00
日刊ゲンダイDIGITAL

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