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<話題>日経平均は2万1000円絡みの岩盤を維持できるか

8/5(月) 8:30配信

モーニングスター

 7月29日-8月2日の週、印象的だったのは、1日のマーケット。現地7月31日の米国では、FOMC(米連邦公開市場委員会)における利下げ幅が0.25%で、かつパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が、長期的利下げサイクルの開始ではないとしたことで、失望売りを浴びる展開。NYダウは前日比333ドル安の2万6864ドルで終えたが、これを受けた東京市場で日経平均株価は一時232円安の2万1288円まで下落したものの、終値は19円高の2万1540円。東証1部における値下がり銘柄数1062に対し、値上がり銘柄数は978と、まずまずの動きとなった。

 それを演出したのが円安だが、ではなぜ円安方向に振れたのか。考えられるとすれば、このところの米国における株価上昇の前提は利下げであり、それはドル安・円高要因であることから日本株は上値の重い展開が続いていた。では、利下げ幅が市場の一部で期待された0.5%ではなく、しかもこれで終了だとしたらどうか。それはドル高・円安要因となる。

 円高・日本株安でポジションを持ってた向きからすると当てが外れた形となり、反対売買を強いられた。つまり、円を売り、日本株を買い戻すということ。ただ、こうした好循環も、現地1日にトランプ米大統領が、関税の対象となっていない中国輸入品3000億ドル相当に対し、10%の関税を9月1日より課すとしたことで、一気にリスクオフモードに。2日の日経平均の終値は2万1087円だが、果たして2万1000円絡みの強固な岩盤を維持できるかどうか。

(モーニングスター 8月2日配信記事)

最終更新:8/5(月) 8:30
モーニングスター

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