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「日韓関係を諦めたくない」両国のTwitterユーザーがハッシュタグに込めた思い

8/6(火) 20:01配信

BuzzFeed Japan

「何度もお礼を言い、泣いてしまった」

大学在学中に日本に語学留学したという韓国人の女性は、初めて日本に旅行した際、年配の日本人女性に道案内をしてもらった感謝の気持ちをツイートに綴った。

「前に一度ツイートしたことあったけど、昔初めて日本に旅行で訪れた際当時は日本語が分からず当然道を聞くことすら出来なかった。ホテルの最寄駅まで来たものの迷ってしまい片言で、通りすがりの年配の女性の方に聞いたら、なんと親切にホテルまで連れて行ってくれて。
もっと心から感謝の気持ちを伝えたかったけど分かる言葉がなく、何度も“ありがとうございます“と頭を下げることしかできなくて。その後女性が私と歩いてきた道とは反対の方向に戻るのをみて泣いてしまったことと、笑顔で手を振ってくれたことを何年経っても忘れられない。その方が、私が初めて出会った日本でした」

女性はその後、日本の大学への進学を決め、現在は日本人と結婚しているという。

また、日本と韓国にルーツを持つ静岡県在住のまこさんは、両方のハッシュタグを使って思いを伝えた。

「私は日本で生まれ育ったけど父は韓国人で母は日本人です。
どっちの国も、人も、食事も好きです。 父の親戚と母の親戚は仲が良いです。
一個人が願ってもどうしようもないんだろうけど、いがみ合ったりしないで欲しい…私は父母の血が流れてることを誇りに思っています」

まこさんは取材に対し「今の政治状況をとても悲しく、寂しく感じています。日韓関係が少しでもよくなることを願っています」と語った。

「でも時代は変わってる。新しい道は私たちが作るべき」

2つのハッシュタグを使ってツイートしている大半の人たちは、お互いの国のアイドルなどの音楽・文化が好きだったり、旅行をよくしている人たちだ。一方で現実では、毎日冷え込む日韓関係についての報道がなされ、歴史問題や領土問題も大きな課題として残っている。

両国の良いところ、良い思い出ばかりが連なるTwitterを見て、複雑な感情を抱いたという韓国人女性がいる。韓国在住の会社員、Namiさん(32)だ。

Namiさんは「好きです韓国」のハッシュタグで呟かれたたくさんのツイートを見て、嬉しい気持ちもある反面で「複雑な気持ちになった」という。

Namiさんは、自身を「歴史や政治を思うと、日本に対する複雑な感情を持ちながらも、日本の映画や音楽に魅力を感じて日本語の勉強を始めたごく普通の韓国の若者」と説明する。20代後半からは、関東の大学院で国際関係法を学び、留学中には、日本の友人にも多く助けられたが、差別もたくさん受けたという。

「歴史的には日本のことを許すことはなかなか難しい」と話すが、一方で「過去のことを乗り越えて、私たち新世代はこれからどうすればいいかについて話し合うことが必要だとずっと前から思っていました」とも話す。

そのような複雑な思いを8月3日に、素直に6つの連続ツイートで綴ると、反響が大きかった。日本人ユーザーにより日本語に訳したツイートも広まり、日本人ユーザーからも「正直に書いてくれてありがとう」とNamiさんの思いを理解するコメントが寄せられた。

韓国語の連続ツイートの最後に、日本語でこう呟いた。

「でも時代は変わってる。新しい道は私たちが作るべき。
#諦めないで_韓日交流」

ハッシュタグ #諦めないで_韓日交流は、多くのユーザーの理解を得て、未来志向の日韓関係に対する思いが綴られている。

Namiさんはこう語る。

「こんな時こそ今まではできなかったより深い交流に力を入れれば、また新しい時代が来るのではないかと思います。そんな時代を生きてる両国の我々が作るには、やはり文化交流しかないのではないかと思いました。これが #諦めないで韓日交流を書いた理由です」

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最終更新:8/6(火) 23:31
BuzzFeed Japan

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