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パイロットになれるホテル、羽田空港に登場! 部屋にボーイング737のシミュレーター

8/6(火) 19:18配信

乗りものニュース

パイロットの訓練に使うのと同等

ホテルの部屋に飛行機のコックピット。操縦体験も、宿泊も可能(36秒)。

 羽田空港第2ターミナルへ直結する羽田エクセルホテル東急に、2019年7月、フライトシミュレーターを設置した「スーペリアコックピットルーム」が登場しました。

【写真特集】ホテルの部屋にコックピット入れたらこうなった!

 同ホテルの開業15周年企画として誕生したもので、小型のジェット旅客機であるボーイング737-800型機を模したフライトシミュレーターが部屋に設置されています。パイロットの訓練で実際に使われるものと同等のものだそうです。

 この部屋には2つのプランが用意されており、そのうちの「フライトシミュレーター体験プラン」は、その操縦体験を実際に行えるもの。飛行経験がある元ANA(全日空)の機長や、機器に精通したインストラクターによる指導のもと、羽田空港~伊丹空港の離着陸体験ができます。時間は90分で、料金は3万円(税別)。操縦体験は1名だけですが、2名まで利用できます。日中に実施されるプランで、部屋への宿泊はしません。

 もうひとつのプランは、この部屋へ宿泊する「フライトシミュレーター雰囲気体感プラン」。シミュレーターへ入ったり、それを操縦したりすることはできませんが、羽田空港を離着陸するときの景色が昼、夜と映し出され、コックピットにいるかのような気分を楽しむことが可能です。部屋はツインで、1泊の室料は通常より約5000円高い2万5300円から(消費税、サービス料込み。東京都宿泊税別)。両プランともウェブ予約限定です。

 この部屋を導入した背景には、2020年3月に控える第2ターミナルの一部国際線化にあたって、ホテルをどう世界へアピールするか、「『通過する場所』から『滞在する場所』への変化が見られる羽田空港」にどう対応するか、そして「遊び心」があったといい、予約状況は好調といいます。

滑走路ビューの部屋、ファーストクラス座席付きの部屋も

 この羽田エクセルホテル東急は、2004(平成16)年12月1日に開業した客室数386のホテル(シングル109室、ツイン212室、ダブル57室、スイート2室、そのほか6室)。羽田空港のC滑走路(空港東側の南北方向へ延びる滑走路)と第2ターミナルへ面する立地で、その特色を生かした部屋が「スーペリアコックピットルーム」のほかにもあります。

「滑走路ビュー」の部屋では、第2ターミナルを発着する便、C滑走路を離着陸数する飛行機を間近に眺めることが可能。「デラックスダブル」の部屋は、窓際にイスとテーブルが用意され、飛行機を眺めながらくつろげるようになっています。

「プレミアフライヤーズ」という部屋には、実際に使われていたファーストクラスの座席を設置。滑走路に面した部屋で、それに座りながら離着陸する飛行機を楽しめます。「空港直結ホテルならではの空間」として、飛行機ファンの人に多く利用されているそうです。

 またホテルのエントランスには、飛行機が羽田から各方向にある就航地へ飛んでいく姿をイメージした空港らしい演出のサイネージが設置されているほか、カフェ&ダイニング「フライヤーズテーブル」には大型スクリーンを用意。コックピット映像などが流されています。

 羽田エクセルホテル東急は、空港直結の利便性だけでなく、エクセルホテル東急のブランドプロミスであるその街ならではの特色を前面に出し、航空ファンを始め、2020年春の第2ターミナル国際線併用化にともない増加が見込まれる訪日外国人まで幅広く楽しんでもらえるホテルとして、今後も様々な企画を考えていくそうです。

恵 知仁(乗りものライター)

最終更新:8/6(火) 21:13
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