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「ヴィクトリアズ・シークレット」が初のトランス女性を起用へ

8/6(火) 18:54配信

ハフポスト日本版

アメリカの下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」(以下「VS」)が初のトランスジェンダーのモデルとして、ヴァレンティナ・サンパイオを起用することになった。彼女のエージェントが発表した。

【Instagram】白のローブに身を包んだサンパイオさん

トランスジェンダーのモデルはファッションショーで起用しないという旨の発言を同社の役員がしてから、まだ一年と経っていない。

「彼女は8月中旬からスタートする新しいPINKキャンペーンに参加することが決まっています」と、8月5日にハフポストUS版に宛てたメールで語ってくれた。4月にサンパイオのインスタグラムに連絡があり、キャスティングの後、「VS」との撮影が決まったそうだ。

さらに「彼女はとても喜んでおり、障壁を壊し、より様々な人たちが何かを代表したり、表現することのできる環境作りに貢献することを望んでいます」と続けた。ハフポストUS版の問い合わせにVSからの返答はなかった。

このニュースは数日前、サンパイオが自身のインスタグラムに、#VSPink のタグと共に、白のローブに身を包んだ姿を投稿し「@vspinkのバックステージ」というキャプションを入れていたことで明らかになった。

女優・活動家でトランスジェンダーのラバーン・コックスは「わぁ!遂に!」と投稿にコメントした。

『VS』の広告塔で「エンジェル」と呼ばれるモデルの1人である、ライス・リベイロは拍手の絵文字で反応。後にこのニュースについてツイートした。

サンパイオと同じブラジル人である彼女は「とっても嬉しい」とコメントし、彼女がブランドにとって初のトランスジェンダーモデルであることも言及した。

サンパイオの起用は包括性や表現の場において大きな一歩だが、「VS」を所有す「L Brands」の最高マーケティング責任者、エド・ラゼック氏の発言の後ということもあり、そのニュース自体は表向きを意識した感じが否めない。

ラゼックは2018年11月、Vogueに「トランスセクシュアル」やプラスサイズモデルは代表的なファッションショーでは起用しない方針を明かしていた。

「私たちは特定の人たちに売り出したいだけで、世界全体に売り出したい訳ではない」と彼は述べ、「『何故ショーでこれをやらないの?』『トランスセクシュアルも起用すべきでは?』って思われるかもしれませんが、その必要はありませんよ」と続けた。

「何故って?ショーは飽くまでファンタジーだからです。42分間の特別なエンターテインメントですよ」

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最終更新:8/6(火) 19:59
ハフポスト日本版

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