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市民団体「再開を」=少女像の企画展中止で

8/7(水) 19:16配信

時事通信

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、従軍慰安婦を象徴する少女像を展示した企画展が中止となった問題で、市民団体などが7日、衆院議員会館で緊急集会を開き、中止撤回と展示の再開を求める声明を発表した。

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 声明は「展示の意図・目的がまともに論じられることなく、3日間で中止されたことに深い憤りを感じる」とした。

 団体の世話人代表の田島泰彦・元上智大教授は「われわれの社会は、表現の自由のかなり大事な部分がズタズタにされている。今回の問題は偶然・偶発的に起こったわけではない」と指摘。「表現の自由や、本来の自由な意見交換を取り戻すためにも再開が大事だ」と訴えた。

 出展者の一人で造形作家の中垣克久さん(75)は、作者に意見も聞かず中止が決定されたとして、「これが本当に芸術展か」と批判。少女像について「純粋芸術ではないが、あれこそ出すべき作品だった」と述べ、考えの多様性を認め合う問題提起につながった点を評価した。 

最終更新:8/7(水) 19:24
時事通信

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