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柳楽優弥&田中泯で葛飾北斎を描く 映画『HOKUSAI』製作決定、2020年初夏公開

8/7(水) 7:00配信

オリコン

 『冨嶽三十六景』や『千絵の海』など現代まで愛される作品を残した日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎を題材にした映画『HOKUSAI』の製作が決まり、生誕260周年となる2020年初夏に公開される。北斎を演じるのは柳楽優弥と田中泯。売れない絵師として葛藤の中で筆をとり続けた青年期の北斎を柳楽、芸術家としての情熱を失うことなく孤独に自らの画才を磨き続けた老年期の北斎を田中が演じる。

【画像】葛飾北斎が描いた代表作『冨嶽三十六景』から『神奈川沖浪裏』

 20年春の新パスポート、24年度から使用される新千円札の図案にも使用され、ゴッホ、モネ、ドガなど世界的アーティストにも影響を与え、西洋近代絵画の源流にもなったと言われる北斎。平均寿命40歳と言われた時代に91歳という長寿人生を送り、代表作『冨嶽三十六景』は72歳のときに描いた。生涯3万点以上の作品を描いたと言われるも、彼の人生についての資料は少なく、様々な逸話も生まれている。

 同作は、史実をもとに独自の視点と解釈によって生まれた新たな北斎の物語で、『探偵はBARにいる』や『相棒』シリーズなどを手がける橋本一氏がメガホンを取る。さらに、青年期の北斎を見出した蔦屋重三郎を阿部寛、老年期の北斎とパートナーを組み、未完の長編合巻『偐紫田舎源氏』などの代表作がある柳亭種彦を瑛太、北斎がライバル視した女性美を追求した美人画の大家・喜多川歌麿を玉木宏が演じるなど、主役級キャストが集結した。

 橋本監督は「葛飾北斎という人物をどう描く。世に残された作品を見て観て診て魅て、想像たくましく9割創造1割事実、なれど10割真実を目指し、撮影開始」と発想を膨らませて挑んだことを明かす。「梅雨の京都、1ヶ月半の撮影中、当代一級の出演者陣のチカラを借りての、精一杯の人間絵巻。出来上がるのは、青春活劇か、江戸群像劇か、性と暴力の寓話か、老と妄想の夢幻劇か。そのいずれもが正体にして正体にあらずの摩訶不思議な作品に仕上がれば本望」と語っている。

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最終更新:8/7(水) 7:00
オリコン

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