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[栃木県]オリンピアンの夫と日本一になった妻。同じ競技、夫婦で挑む、東京2020オリンピック

8/7(水) 14:40配信

みんなの2020

障害馬術でシドニー2000オリンピックに出場した夫の広田龍馬(ひろた・りゅうま)さんと、2018年の全日本チャンピオンになった妻の広田思乃(ひろた・しの)さん。男女のクラス分けがない障害馬術で、2人はともに東京2020オリンピックを目指している。栃木県那須塩原市、夫婦で営む乗馬クラブ「那須トレーニングファーム」で話を聞いた。

父から譲り受けた拠点、那須トレーニングファーム。

広田夫妻が営む乗馬クラブ『那須トレーニングファーム』は、障害馬術場だけでなく、馬場馬術場や最大数百頭の馬を入れることのできる厩舎など、大きな大会も開催されるほどの本格的な馬場。もとは、龍馬さんの父から譲り受けたものだという。

「うちの父はサラリーマンを辞めて、そして牧場を切り拓いて、那須の地に移り住んだ。この施設は僕を世界レベル、オリンピックに行かせるために作ってくれた施設なので、国際大会で自分が選手として名を挙げて、そしてこの那須トレーニングファームや日本全体のレベルが上げられればいいなと思っています」(龍馬さん)

競技とともに取り組む、ホースセラピー※。

広田夫妻は、那須トレーニングファームに「乗馬スポーツ少年団」を立ち上げ、青少年の健全な心身の育成と乗馬技術の普及向上を目的とした活動を行っている。また、那須塩原市が公立小学校で採用している「馬の授業」でも、授業現場となる市営「那須塩原市ホースガーデン」の管理・運営を行っている。

広田夫妻は、馬と触れ合うカリキュラムを通して、セラピー効果が期待できると話す。
社会福祉士の資格を持つ思乃さんに、ホースセラピー※について聞いた。

「元々、子どもの福祉施設で働きたいとずっと思っていたんですね。栃木の福祉大に来て4年間ずっと児童養護施設で勉強を教えるボランティアをしていたんですけど、家のこととか、施設のこととか、学校のこととか、いろいろ悩んでる子どもたちが多くて。私が高校生の頃、病気をしたり悩んだりしたとき、一番の助けになったのが馬の存在だったんです。それで施設の子どもたちにもそういう経験をさせてあげたいな、馬に乗せたら悩みも少なくなるんじゃないかなって思って、ホースセラピーという活動をしています」(思乃さん)

※:那須トレーニングファームのホースセラピーは乗馬や馬の手入れを通じて、精神機能と運動機能を向上させることを目的としたカリキュラムです。

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最終更新:8/7(水) 14:40
みんなの2020

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