ここから本文です

《ブラジル》花の歌謡祭=日系社会歌手豪華総出演=北川朗久氏、野口総領事も熱唱!=「一人一人が花、皆で大輪に」

8/7(水) 6:02配信

ニッケイ新聞

 「歌手の一人一人が花となって、皆で大輪を咲かせてほしい」――ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(INB、北川ジューリア好美会長)と藤瀬圭子プロダクションは「花の歌謡祭」を4日、サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会ビルの大講堂で盛大に開催した。約千人が来場し、客席を埋め尽くす中、ブラジル日系社会歌手が豪華総出演。北川朗久INB名誉会長自らも5年ぶりのマイクを握り、野口泰・在サンパウロ日本国総領事も『I LOVE YOU』(尾崎豊)をしっとりと歌い上げ、厳しい寒さをかき消すように会場は大歓声と拍手、熱気に包まれた。

 「ありがとう昭和・平成、今日は希望あふれる令和」をテーマに、藤瀬さん名司会の下、北川朗久氏の門下生をはじめとする日系社会歌手約50人が、昭和から令和までの名曲を披露し、歌謡祭を華やかに彩った。
 2日に82歳の誕生日を迎えたことから「北川朗久師82歳を祝う会」のプログラムも行われ、同氏は久々に舞台でマイクを取った。『アヴェ・マリア』、『オー・ソレ・ミオ』など5曲を熱唱。聴衆を魅了し、万雷の拍手が送られた。
 野口総領事も登壇し、シンガーソングライター尾崎豊の名バラード『I LOVE YOU』を力強く歌い上げた。
 新しい試みとして、本紙の呼びかけで集まったリクエスト曲のうち、約10曲が歌われた。当選した応募者らには舞台上で記念品を授与。選曲の理由を発表し、目の前でリクエスト曲の歌唱に聞き入った。
 今回は日系社会歌手の珍しい共演も見られた。伏見エルザさん・加藤テレーザさんは姉妹初共演。美空ひばりの名曲で会場を盛り上げた。
 藤間流日本舞踊学校からも、生徒が優美な舞いを見せつけた。平田ジョエさんも友情出演で駆けつけ、北川氏と『乾杯』で共演。客席にも合唱を呼びかけ、会場一体となって歌声を響かせた。
 北川氏が育てたブラジル人男性演歌歌手・エドアルドも日本から動画でメッセージと歌を贈った。
 会場で販売されていた抽選券で、1等のテレビを獲得したサンカエターノ・ド・スル・カラオケ会、寺田専登会長(86、二世)は「最高の祭典だった。毎年開催してほしいし、もっと多くの方が参加してほしい」と興奮した様子。
 藤瀬さんも「歌手の一人一人が花となって、皆で彩ってほしい。そういう意味で『花の歌謡祭』と名付けた。寒い中でもたくさんのお客さんが楽しみに来てくれて良かった」と笑顔を見せた。

関連コラム 大耳小耳

 「花の歌謡祭」で披露された野口総領事の歌唱への講評を、北川氏に聞くと、「度胸があって場慣れしている。普通の人なら大勢を前に物怖じする」と好評。技術面についても「あの楽曲は下手な人には歌えない」と称賛。お墨付きをもらった野口総領事。別の機会にさらに歌唱を聞かせてほしいところか。

最終更新:8/7(水) 6:02
ニッケイ新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事