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NTT西日本、本社移転へ 京橋に新ビル建設 令和4年めど グループ集約

8/8(木) 13:11配信

産経新聞

 NTT西日本が、大阪市都島区の京橋駅北側へ新たに建設するビルに本社を移転する方針を固めたことが8日、分かった。NTT西は周辺に傘下企業の本社や施設の集約を進めており、グループ内の連携強化を通じて新規ビジネス創出を加速させる方針だ。月内にも新ビルの建築計画の概要が公表される。

 新社屋は都島区東野田町の社有地に建設し、令和4年頃の本社移転を見込む。敷地内にはすでにNTT西の研修施設があるほか、NTTフィールドテクノ、NTTマーケティングアクトなど複数のグループ企業が本社を置いている。

 大阪城公園の南側に建つ現本社ビル(同市中央区馬場町)には約2千人が勤務している。日本電信電話時代の昭和41年に完成して以来、公社・NTTグループを通じて関西地区の拠点として活用されてきた。移転後はビル解体を含め対応を検討する。

 NTT西は固定電話離れや、光回線加入者の伸び率鈍化を背景に減収が続いている。小林充佳社長は、売上高の6割を占める固定電話など既存事業と、4割まで伸びたコンサルティングなど成長事業との割合を令和7年度までに逆転させ、グループ全体で増収に転じる戦略を描いている。

 グループの拠点集約は、企業間連携や技術交流、人員配置の最適化、業務効率化などを通じて新たな収益源を創出する狙いがある。

 JR西日本と京阪電気鉄道、大阪メトロが乗り入れる京橋駅の周辺は、国土交通省の「都市再生緊急整備地域」に指定され、大阪市や京阪ホールディングスなどが商業、観光の拠点として再整備を計画している。NTT西の新本社は整備地域に隣接し、地域再開発との相乗効果も見込める。

 京橋駅周辺には、関西電力子会社で通信事業を手がけるオプテージの本社やKDDIの拠点もあり、通信事業者が集積している。

最終更新:8/8(木) 13:11
産経新聞

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