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《ブラジル》宮沢和史=「世界中にオキナワがある」=おきなわ祭りで初公演!=「島唄」やボサノヴァも披露

8/8(木) 5:50配信

ニッケイ新聞

 「再来年の『世界のウチナーンチュ大会』でまた会いましょう!」――アンコールに応えた宮沢和史(53、山梨県)は、そう会場に呼びかけた。今月3、4両日に沖縄県人会、沖縄文化センター、沖縄県人会ビラ・カロン支部(小波津セルジオ会長)が共催する『第17回おきなわ祭り』(上原マリオ正実行委員長)が市営サッカー場で行われ、スペシャルゲストにバンド「ザ・ブーム」のボーカリストとして有名な宮沢和史も出演。名曲『島唄』をはじめ沖縄やブラジル愛溢れる歌を披露し、観客は一体となって公演を楽しんだ。

 3日夜、ステージの最後に宮沢と日系アルゼンチン人の大城クラウディアが登場し、日系社会で愛唱されている『島唄』や『風になりたい』など8曲を歌った。観客に馴染みある曲が多く披露され、会場のあちこちから歌う声が聞こえた。
 中盤では、「自分がブラジルの名曲の中でも最も愛する曲」というアントニオ・カルロス・ジョビンの「Se Todos Fossem Iguais A Voce(もし皆があなたと同じなら)」をしっとりと歌いあげた。

 宮沢がプロデュースした沖縄県系二世の大城クラウディアも、うちなーぐちの「いちまでぃん」を披露。澄んだ歌声に、会場のウチナーンチュのみならずブラジル人も大きな拍手を送った。
 ラストは、琉球國祭り太鼓とコラボした「島唄」。「いつの日か沖縄が本当の幸せを掴んで、世界中のウチナーンチュが幸せになるように」と祈りを込めて歌った。
 鳴り止まない拍手に、再登場した宮沢はアンコールで「シンカヌチャー(仲間達)」を披露。レキオス芸能同好会エイサー太鼓と共に、会場が一体となる圧巻の歌声を響かせた。

 ブラジルの音楽を愛する宮沢だけに、来伯回数は25回目。「1994年にリオでCDや楽器を買って自分なりに勉強した」と語る姿勢にブラジル音楽への敬意が滲む。翌年にザ・ブームとしてブラジル初のライブを開催。以降も公演を重ね、徐々にブラジル国内で知名度を上げてきた。

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最終更新:8/9(金) 5:23
ニッケイ新聞

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