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原田伸銅所、低熱伝導りん青銅条を拡販。建築物の省エネ化に貢献

8/8(木) 6:03配信

鉄鋼新聞

 りん青銅板条メーカーの原田伸銅所(本社・埼玉県戸田市、社長・原田真理生氏)は低熱伝導りん青銅条の拡販に注力している。建築物断熱化による空調効率の向上などで省エネに貢献する商品として建材向けに提案。現在は熱伝導率を一般的な屋根用銅条の3分の1程度に抑えたものを販売しているが、2019年度内をめどに4分の1程度に低減した高性能品を市場に投入する方針。
 銅は熱伝導率が高い金属だが同社では強度や耐候性はそのままに、合金成分などの工夫で熱伝導率を抑えている。屋根材の熱伝導率を低減することで、建築物の省エネ化が可能。さらに断熱材の使用や熱の伝わりを遮断する空気層を減らすことができ、建築コストの低減や設計の自由度向上にも貢献できる。現在特許を出願中。
 市場化に向けて取り組んでいる高性能品は東北大学と産学連携で開発。試験・評価などで協力を得ている。
 同社では意匠性などを高める硫化処理を今年から開始。低熱伝導りん青銅条と硫化処理を組み合わせ、差別化しつつ提案する。原田社長は「銅屋根の良さをPRしながら市場を拡大していければ」と期待している。

最終更新:8/8(木) 6:03
鉄鋼新聞

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