ここから本文です

セーリング吉田、吉岡組が東京五輪内定、連覇ならずも銀 “ホーム”江の島の風に乗り

8/9(金) 22:29配信

デイリースポーツ

 「セーリング・470級世界選手権」(9日、江の島ヨットハーバー沖)

 男女とも上位10艇によるメダルレースが行われ、前日までの2位から逆転での2連覇を狙ったリオ五輪5位の吉田愛(38)、吉岡美帆(27)組=ベネッセ=は8位となり、通算65点で銀メダルを獲得した。日本セーリング連盟の規定により、20年東京五輪の代表に内定した。通算62点の英国ペアが金メダルを獲得した。男子で前日まで6位だった岡田奎樹(23)=トヨタ自動車東日本=、外園潤平(28)=JR九州=は、メダルレースはフライングで失格。通算97点で9位に終わった。

 慣れ親しんだ太陽の下で、五輪切符をもぎ取った。この日のメダルレースでは首位英国の徹底マークを受け、8位。それでも1週間、安定した成績を並べ、堂々の銀メダル。練習拠点でもある江の島。吉田は「重圧の中で、自分達のパフォーマンスを出せた。すごく自信になった」と、納得の表情でうなずいた。

 1年後、五輪の舞台になる“ホーム”で、地の利を改めて実感した。8日までの11レース中、実に6回が3位以内(1位2回、2位2回、3位2回)の安定感。夏の南風も、波のうねりも手に取るように傾向が分かる。吉岡は「江の島だなって感じでした。シーブリーズ(潮風)もうねりも」と、振り返った。

 リオ五輪後、吉田は出産を経験。それでも東京を目指してすぐに復帰し、進化を止めなかった。吉岡はフィジカル強化に励んだ。歩んできた3年に確かな手応えがある。1年後、日本セーリング界初の頂点に挑む。「この銀メダルを金に変えようねって話しました」と、吉田。最高の“ホーム”で、勝利の風をつかむ。

最終更新:8/9(金) 22:33
デイリースポーツ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事