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長崎原爆の日~戦争の記録を正しく後世に

8/10(土) 6:40配信

ニッポン放送

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月9日放送)に外交評論家・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。74回目を迎える長崎原爆の日について解説した。

74回目を迎える長崎原爆の日

長崎は9日、アメリカによる原爆投下から74回目の原爆の日を迎えた。平和祈念式典は午前10時40分に始まり、原爆がさく裂した11時2分に黙とうを捧げる。来賓として、安倍総理大臣やグテーレス国連事務総長の代理で軍縮担当上級代表の中満泉事務次長らが参列する予定となっている。

飯田)市長や被爆者代表が、核兵器廃絶と恒久平和を訴える長崎原爆の日。74年が経ちました。

宮家)原爆と言うと、みんな広島のことしか言わないのですよ。しかし広島だけではなく、長崎もやられたのです。私が外務大臣の秘書官をやっていたときに、その大臣の1人が長崎出身だったのですよ。ですから、原爆の日の式典にも行ったことがあります。時期が時期で、外でやりますから確かに暑いのですが、それは荘厳な素晴らしい式典です。広島と一緒でならなくてはいけないと思うのですけれど、論点が2つあります。ところでいま思い出したのですけれど、当時総理は必ずしも毎回は行きませんでした。

飯田)総理は行かなかったのですか?

宮家)外務大臣が代行で行くとか、そういう覚えがあります。もしかしたら違うかもしれないけれども。最近は総理が毎回出席するようになりましたが、いいことだと思います。しかし同時にジェネレーションが変わっていることもまた事実でしょう。決して我々が忘れたわけではないのですけれども、私にとっても戦争というものはそもそも記憶がないわけです。記録で見たことはあるけれども、あくまで知識であって経験ではない。戦争を経験した人がどんどんいなくなっていることは事実なので、この記憶が薄れないようにしなければいけないと思います。だからこそ総理も毎年行かれるようになったのかもしれません。けれども、この記憶をどうやって後世に伝えて行くかは、なかなか微妙で難しいところだと思います。

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最終更新:8/10(土) 6:40
ニッポン放送

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