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途中で切符を分割したら、安くなることも。分割切符の買い方と注意点

8/10(土) 12:13配信

ファイナンシャルフィールド

まとめてひとくくりにすると安くなるモノやサービスは珍しくありません。商品ならば「たくさん買ってくれる」とか「小分けするよりも容器や手間が省ける」といった理由で安くなるのでしょう。乗り物でも、回数券ならば10回分の運賃で11回分の切符が手に入るなど割安になります。

乗り物運賃の「スケールメリット」は?

乗り物を利用するときに、目的地まで直行する場合と途中で下車し、寄り道してから目的地に向かった場合はどうなるのでしょう? 例えば、均一運賃の路線ならば簡単です。寄り道の場合は2回乗車、直行ならば1回なので半額で済みますね。

距離に応じて運賃が変わる場合は、これほど単純ではありません。距離の刻み方や運賃設定のルールは多様で、距離に応じて単純に比例して高くなっていくばかりでもないようです。

JRの東日本・東海・西日本の3社だけ見ても、路線区分や区間指定などによって、さまざまな設定バリエーションがあります。

途中で切符を分割したら、安くなった!

ところで筆者は先般、旅先で名古屋駅を早朝に出発して敦賀駅(福井県)までJR在来線で向かう機会がありました。長浜駅で乗り継ぎ待ち時間が30分以上あったため、まず長浜駅までの切符にしていったん改札を出て用事を済ませ、次に敦賀駅までの切符を買ったのです。

あとで確認してみたら、次のように運賃が違っていました。結果的に110円安くなっていたのは意外でした。

<敦賀駅まで通しで切符を買った場合の運賃>:2270円
 名古屋駅  →  敦賀駅
     [2270円]

<長浜駅でいったん改札を出て、その先の切符を改めて買った場合の運賃>:2160円
 名古屋駅  →  長浜駅  →  敦賀駅
     [1490円]   [670円]
(筆者が集計)

実は、名古屋駅で最初から切符を上記のように分割して買えば、改札を出なくても運賃が安くなるのです。例えば[切符 分割]でネット検索すると、出発駅と到着駅等をインプットすれば分割パターンや運賃を試算してくれるサイトが公開されているのが見つかります。

分割すると運賃が安くなる理由は、出発駅と到着駅の設定によってもいろいろですが、かなり大ざっぱにいうと[距離の刻み方や路線区分や区間指定などによって複雑に設定される運賃体系の中で、分割すると結果的に「いいとこ取り」の組み合わせになるから]でしょうか。

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最終更新:8/10(土) 12:13
ファイナンシャルフィールド

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