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「賄賂政治家」実は名君でイケメン? 「意次くん」キャラ登場

8/11(日) 10:47配信

毎日新聞

 静岡県牧之原市は、相良藩主として江戸時代に同市付近を治め、江戸幕府の老中として知られる田沼意次(おきつぐ)の生誕300年を記念して、PRキャラクター「意次くん」を製作した。民間の企業や団体などにも使ってもらい、「賄賂政治家」との悪評もある田沼意次のイメージアップを図る。

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 田沼意次(1719~88年)は1758年に現在の牧之原市にあった相良藩の藩主となり、相良城や城下町の整備を行った。歴史の教科書などでは貿易振興などで積極的な経済政策を行った一方、「賄賂政治家」との批判もある。地元では幕府の財政を立て直した名君として親しまれている。

 キャラクターは同市出身の漫画家、針川智也さんがデザイン。「イケメン」として大奥で人気があったという逸話から、「端正で気品ある顔立ち」に仕上げているという。6種類あるデザイン原画は田沼意次侯生誕300年記念事業実行委員会が保管し、利用を希望する企業などに無償で提供する。

 意次くんの活躍次第では市の公認キャラクターに就任することもあるという。担当者は「イベントや商品パッケージなどに幅広く活用してもらい、田沼意次のイメージアップにつなげたい」としている。

 市は、意次の生誕300年をシティープロモーションの一環として取り入れており、他にも記念切手の販売などさまざまな事業を展開している。【高場悠】

最終更新:8/11(日) 13:43
毎日新聞

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