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作新・林「あと1アウト」から3連打浴び延長 最後はハートの強さで押し切る

8/11(日) 12:16配信

毎日新聞

 ◇○作新学院5-3筑陽学園●=11日・甲子園(2回戦)

 遠かったあと一つのアウトをようやく手にして、作新学院のエース右腕・林は小さくグラブをたたいた。九回2死から追い付かれながらも、今春のセンバツ8強の筑陽学園を相手に10回3失点で投げきった。「ホッとしました」と汗だくの顔を拭った。

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 2点リードで迎えた九回裏の守り。すんなりと2死を取った。ところが「簡単にいきすぎてしまった」と変化球が甘くなり3連打で同点にされ、なおも三塁のピンチ。ただ、ここで踏ん張ったのが大きかった。9番・西舘に対し「悔いのないよう投げた」と高めの直球で遊飛に。延長十回も直球で押して白星を手にした。

 投げられなかった苦しみが土壇場の粘りを生んだ。昨夏の甲子園の1回戦、大阪桐蔭戦でも登板した有望株だったが、今年2月に右肩を痛めた。春の大会はベンチ入りできず、復帰したのは5月だった。夏に向けて重要な時期をリハビリに充てざるを得ず、「不安もあった。でもそこでやったことが今につながった」。ウエートトレーニングで鍛え、夏の地方大会期間中もポール間走を1時間走った。「これだけやってきたという自信につながった」とうなずく。

 チームは今井達也(現西武)を擁して全国制覇した2016年以来の夏の勝利を挙げた。「次も闘争心を燃やしていきたい」と林。3年前のエースとはタイプは違うが、ハートは負けじと熱い。【生野貴紀】

最終更新:8/11(日) 12:16
毎日新聞

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