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富士で始まり北海道で達成 福知山の藤田さん48年かけ日本の百名山を踏破

8/12(月) 8:03配信

両丹日日新聞

 京都府福知山市室、福知山山の会会員の藤田隆雄さん(73)がこのほど、「日本百名山」の全山踏破を成し遂げた。百名山の最後の山となったのは、北海道のトムラウシ山で、山頂に着いた時は、無上の達成感を味わったという。

 藤田さんは20代前後から山登りに親しみ、25歳のころ日本最高峰の富士山に登頂。これが百名山最初の登頂となり、以後、北海道から鹿児島県まで各地の名山に挑んできた。

 百名山は1千メートルを超す高い山がほとんどで、槍ケ岳や北岳など3千メートル級の高山もあり、山の会のメンバーや家族らと一緒に挑戦してきた。

 昨年9月に高妻山、美ケ原、霧ケ峰の3座に登り、百名山全山踏破まであと3座となった。残るは北海道の大雪山旭岳、十勝岳、トムラウシ山で、この3座は昨年8月に登る予定だったが、暴風雨に見舞われ、登頂を断念した。

 今年は7月19日から26日までの日程で、残る3座の山行を計画。仲間3人と挑み、22日に大雪山旭岳、23日に十勝岳を制覇した。

 最後のトムラウシ山は標高が2141メートルで、7合目付近から岩場となる難所の山。24日午前4時すぎに登り始めた。スタート時から霧雨が降り、泥だらけの場所もあって、体力的にもきつく厳しい登山となったが、約8時間かけて山頂にたどりついた。

 山頂に立った藤田さんは「長い間願ってきた全山踏破の夢がかなった」と至福の喜びで、一緒に登った仲間たちから温かい祝福を受けた。

 藤田さんは「ほっとした気分になったと同時に、気が抜けた感じがしました。こうして踏破できたのも仲間や家族のおかげで、本当に感謝しています」と話す。

 今後、日本二百名山、三百名山踏破にも挑戦したいという気持ちはあるが、「これからも無理をせずに、安全に楽しく登っていきたい」という。

最終更新:8/12(月) 8:03
両丹日日新聞

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