ここから本文です

後席はCクラスより広い。新型「Bクラス」はマルチに使える“ちょうどいい”メルセデス

8/12(月) 8:00配信

&GP

人はクルマに何を求めるのか? ある人は「スポーティな感覚」だろうし、またある人は「実用性が高くて使いやすいこと」と答えるかもしれない。

【詳細画像はこちら】

そうした点から判断すると、先頃フルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツの新型「Bクラス」は、「居住性とパッケージング効率を重視する」という人にとって、最適のコンパクトカーといえるだろう。

単に“頭上が広いAクラス”ではない

メルセデス・ベンツで最も手頃なモデルは、コンパクトハッチバックの「Aクラス」。フォルクスワーゲンの「ゴルフ」やスバル「インプレッサ」、「マツダ3」などと同じ“Cセグメント”と呼ばれるカテゴリーに属すAクラスは、メルセデス・ベンツの中で一番小さく、328万円からと手の届きやすい価格設定もあって、日本においても人気が高い。

一方、メルセデス・ベンツにとっても、Aクラスは重要なモデルとなっている。他メーカーのクルマに乗っていた人がAクラスに乗り換えるというケースは多く、メルセデスユーザーを増やすという戦略的な役割も担っている。

今回紹介するBクラスは、そんなAクラスと基本メカニズムを共用するコンパクトカー。Aクラスとの最大の違いは“背の高さ”で、そこにこのクルマならではの存在価値がある。

背が高くなったことによる一番のメリットは、なんといっても室内空間が広がったこと。BクラスとAクラスは全長と全幅が同じ(日本仕様のカタログ記載値は5mm異なるものの、欧州仕様は同じ値)で、ホイールベースも2730mmと共通。一方で全高は、Aクラスが1420mmであるのに対し、Bクラスは1565mm(ノーマル仕様)と245mm高く、その分、室内高が拡大している。

とはいえ、天井が高くなっただけなら、単に“頭上が広いAクラス”で終わってしまう。しかしBクラスは、乗員の着座位置も高く持ち上げることにより、居住性を引き上げることに成功している。実際、Aクラスよりも着座位置が高いBクラスで最適なドライビングポジションをとってみると、シートの前後位置がAクラスのそれより前寄りになり、その分、リアシート足元のスペースが広がる。

Bクラスと全長、ホイールベースが同じAクラスは、どちらかというとフロントシートに座る人の居住性を重視した、運転席と助手席のためのクルマだが、Bクラスはリアシートにも人を乗せる機会が多いファミリーにもオススメできるクルマになっている。しかも、開放感を含めての後席の居住性は、ふた回りほどボディサイズが大きい「Cクラス」のそれをも超えている。こうしたBクラスのスペース効率の高さには、驚かされるばかりだ。

また、ミニバンやSUVといった背の高いクルマが多く走っている日本の道路環境においては、着座位置が低くてスポーティな運転感覚のAクラスよりも、適度に着座位置が高くて見晴らしのいいBクラスの方が、運転しやすいと感じる人も多いはず。さらに、狭い道を走る時や車庫入れの際などは、着座位置がある程度高いクルマの方が車幅の感覚をつかみやすいため、Bクラスの方が扱いやすいと感じることだろう。

もうひとつ、Bクラスの実用面において見逃せないのは、乗り降りのしやすさ。乗り降りというのは、地面に対する着座位置が低すぎても高すぎてもしづらくなるものだが、着座位置が高くなったBクラスは、Aクラスと比べるとグッと乗り降りしやすくなった。これは、クルマで移動する度に繰り返される動作だけに、Bクラスを選ぶ大きなメリットなるだろう。

1/2ページ

最終更新:8/12(月) 8:00
&GP

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事