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1968年発表のGMT機能搭載モデルを復刻 時計専門誌編集部が選んだ買いのダイバーズ7選/ZODIAC(ゾディアック)

8/12(月) 18:10配信

ウオッチライフニュース

本格ダイバーズの機能性と個性的なデザイン 1960年代に開発されたGMTダイバーズが復活

 ゾディアックは、1882年にスイス、ジュウ渓谷のル・ロックルで創業者のアリスト・カラムが創設した時計工房を原点に持つ老舗ブランド。創設当初は懐中時計を製作していたが、1920年代に入って腕時計の製作を開始し、49年にパワーリザーブインジケーターを備えたオートグラフィックを発表するなど、実用機の分野で優れた時計を生み出している。

 ダイバーズウオッチの分野でもその開発力を遺憾なく発揮しており、黎明期である53年に早くも20気圧防水を備えたシーウルフを発表。高度なスペックと、手に入れやすい価格を両立したシーウルフは、それまでプロ仕様の特殊な時計であったダイバーズウオッチを、一般ユーザーに広める大きな役割を果たした。

 2019年の新作としてリリースされた“エアロスペース”は、ゾディアックの代表作であるシーウルフの進化版として、1966年に発表されたGMT機能搭載のダイバーズウオッチの復刻モデルだ。

 逆回転防止ベゼルを搭載していないため、現代の厳密な規格に準拠するダイバーズウオッチではないのだが、プロ仕様のダイバーズウオッチに匹敵する200m防水を備え、GMTダイバーズとして発売された往年の佇まいを丁寧に再現。

 現代の加工技術により外装の質感や堅牢性を高めつつ、カラフルな色使いが目を引くツートン仕様のGMTベゼル、大きめのスクエア型アップライトインデックス、真紅のGMT針、特徴的なラグを備えたケースなど、安易なアレンジを加えることなくオリジナルモデルの意匠を現代に蘇らせている。

オリジナルモデルの雰囲気を再現しつつ品質と機能性を向上

回転ベゼルとインデックス
光の反射を防ぐように表面を荒らしたマットブラックの文字盤を採用。やや幅の広い多面カットのアップライトインデックス、プラスチックベゼル を思わせる光沢を備えたツートンベゼル(復刻モデルはK1強化ガラスを採用)など、1960年代後半から70年代に流行した意匠がレトロな雰囲気をプラスしている。

単独可動できるGMT針
時分秒針と同軸に、赤くマーキングされたGMT表示用の針を装備。視認性を考慮したカラーリングだが、デザイン的なアクセントとしても抜群の存在感を発揮。このGMT針はネジ込み式リューズを1段引いて時計回り(デイト表示は反時計回り)に操作することで、単独での調整を行うことができる。

レトロな40mmケース
汚れや小傷が目立ちにくいヘアライン仕上げをベースにしつつ、ラグの一部とブレスレットの中コマをポリッシュ仕上げを施すことで、金属の重厚な質感と高級感を際立たせている。リューズガードを装備しないシンプルなフォルム、現行モデルとしてはやや小振りなサイズ感もヴィンテージ感を醸すポイントだ。

堅牢なブレスレット
ゾディアックのロゴを刻印した留め具を備えた、オリジナルデザインの片開き、2重ロック式バックルを採用。ケースと同じくヘアライン仕上げをベースに、堅牢な作りに仕上げられているのがわかる。2重ロック式は不意に着脱する危険が少ないため、安心して着用することができる。

ウオッチライフニュース編集部

最終更新:8/15(木) 16:49
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