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藤井七段「戻ってきたい」公式戦初の和装対局で惜敗

8/12(月) 8:36配信

日刊スポーツ

史上最年少プロ棋士、藤井聡太七段(17)が11日、福岡市の福岡国際センターで指された将棋日本シリーズ、第40回JTプロ公式戦の1回戦第4局で三浦弘行九段(45)に180手で敗れ、ベスト8進出を逃した。公式戦初の和装デビュー戦は、黒星だった。

【写真】終局後、感想戦をする藤井聡太七段

持ち時間が各10分の超早指し棋戦。黒い和服に雪駄(せった)を履き、ゆっくりと登場した。会場には藤井を間近で見ようと、早朝から並ぶファンら約1730人が詰めかけた。終盤、激しい攻め合いに高校生プロの額に汗がにじむ。汗を拭きながら粘ったが、最後は三浦に経験の差を見せつけられた。

「JT杯初出場で初めてのことばかりでした。大勢のお客さんの前で指し、貴重な経験ができた」

普段のスーツ姿とは違い、着付けもしてもらった。対局前には「和装はわからないことも多いのですが、いい機会なので」と“初体験”にも前向きだった。同棋戦はタイトル保持者、賞金ランキング上位のトップ棋士12人だけが出場できるトーナメント戦。藤井は全棋士参加の朝日杯オープン戦で2連覇するなど実績を積み重ね、最年少で初出場を果たした。

「福岡でおいしい食べ物もたくさんいただいた」。対局前の10日は博多グルメを堪能した。タイトル獲得の最年少記録(18歳6カ月)更新の期待がかかる17歳は「結果は残念だが、この経験を生かして、この舞台に戻ってきたい」。残りの夏休みも課題に取り組む。【松浦隆司】

最終更新:8/13(火) 15:12
日刊スポーツ

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