ここから本文です

〈伝泊 The Beachfront MIJORA〉古民家再生を手がけてきた伝泊にビーチフロントヴィラが誕生!/鹿児島

8/12(月) 12:55配信

Webマガジン コロカル

コロカルニュース

2019年夏、鹿児島県奄美市笠利町に〈伝泊 The Beachfront MIJORA(デンパク ザ ビーチフロント ミジョラ)〉が誕生しました。

【写真で見る】デッキから眺める夕暮れの海。時間を忘れそうな絶景…!

〈伝泊〉は、奄美大島出身の建築家、山下保博さんが手がける宿泊施設。これまでは古民家を再生した施設を手がけてきましたがこの度オープンした施設は、奄美大島北部の海辺にある、新築のビーチフロントヴィラです。

宿は、すべて1棟貸し切りタイプ。どの部屋も海に面しており、海岸へ向かって開放的なデッキが広がっています。

建物は、伝統を取り入れたモダンなつくり。奄美の伝統建築「高倉」と、奄美の浜辺で良く見られる「ウノアシ貝」の形から着想を得た木の屋根、打ち放しのコンクリートを組み合わせています。

「MIJORA(みじょら)」とは、この施設がある小さな集落「三鳥屋(みどりや)」の古い呼び名だそう。

奄美出身の建築家、山下保博さんが伝泊最初の宿〈港と夕陽の見える宿〉を手がけたのは、2016年のこと。「奄美が世界遺産登録に向けて注目を浴び、大きく変化しようとしているなか、奄美出身の建築家として、何をすべきなのか」と考えていた頃、集落の空き家問題の相談を受け、伝統的な建物を残し、島の歴史を次の世代に伝えていくことで、島を守りたい――そんな思いから、空き家の再利用を提案したのが始まりでした。

現在は奄美大島、加計呂麻島、徳之島に合計15棟を展開。また、2017年夏には閉店したスーパーマーケットをリノベーションし、地域包括ケアの複合施設〈伝泊+まーぐん広場・赤木名〉としてオープン。観光客と高齢者、住民が交流できる場として運営されています。2019年春には、地域の皆さんからの要望を受けて、カラオケボックスをリノベーションした〈伝泊ドミトリー&ランドリー〉もオープンしました。山下さんは、公式サイトに次のような言葉を寄せています。

「伝泊と同時に、子どもたち、高齢者、障がい者、集落住民、それに加えて外部からの旅行者、だれもが集い、交流できる場所づくりに取り組んでいます。それが“まーぐん広場”です。“まーぐん”とは、奄美の言葉で“みんな一緒に”という意味。ここは、ホテル、高齢者施設、レストラン、物販店など、さまざまな機能を集めた複合施設です」

「このまーぐん広場を中心に、赤木名の集落には工房付き伝泊を含む数軒の伝泊やドミトリー&コインランドリー、従業員宿舎などをつくり、集落全体の活性化を目指しています。これからも、島の物語を語り継ぎながら、島の人と訪れる人、みんなが幸せになれる場所をつくり続けてきたいと考えています」

奄美のベストシーズンは6月下旬から9月ごろにかけて。きっと大きなリゾート地にはない、味わい深い体験ができそう。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

information
伝泊 The Beachfront MIJORA
住所:鹿児島県奄美市笠利町外金久861-4
アクセス:奄美空港より車で約15分
運営:奄美イノベーション株式会社
TEL:0997-63-1910(平日 9:00~18:00)


writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

【コロカルニュース】とは?
全国各地の時事ネタから面白情報まで。コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

最終更新:8/12(月) 12:55
Webマガジン コロカル

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事