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アサイーの造血機能性に関する研究発表会、開催される

8/13(火) 12:25配信

MEGABRASIL

アスリートたちの体験談が研究の発端に

7月31日(水)、駐日ブラジル大使館にて、アサイーの造血機能性に関する研究発表会が行われた。

アサイーはアマゾン地域が原産のアサイー椰子になる果実で、これまでも抗酸化作用を持つスーパーフードとして知られてきたが、新たな研究で、貧血改善効果を持つ機能があることがわかったという。

この日、研究発表を行った国立長寿医療研究センター 老化ストレス応答研究プロジェクトチームの清水孝彦プロジェクトリーダーは、研究結果に「非常に驚いている」と語った。

主な産地であるブラジルのパラー州トメアスから、アサイーを輸入している株式会社フルッタフルッタの長澤誠CEOは、研究プロジェクトの発端はトップアスリートたちから寄せられる、パフォーマンスが向上するという数々の“体感”の声だったという。

長澤CEOから相談を受けた白澤抗加齢医学研究所の白澤卓二所長は、アサイーの摂取によりアスリートのパフォーマンスが向上する原因を探るうち、貧血改善に効果があると推測したという。

「最初は、アサイーの中に鉄分が含まれていて、それが貧血に効いているのではないかと考えました。しかし調べてみると、アサイーの中にはそれほど多くの鉄分は含まれていなかったのと、鉄分の種類も、比較的吸収しにくい非ヘム鉄だったのです」(白澤卓二氏)

そして、アサイーが造血そのものに関与しているのではないかと仮説を立てた白澤所長から相談を受けた千葉大学医学部大学院医学研究院の清水孝彦准教授(2018年当時。現・国立長寿医療研究センター 老化ストレス応答研究プロジェクトチーム プロジェクトリーダー)のもとで、そのメカニズムの解明を目指す研究がはじまったという。

研究発表の中で清水氏は、アサイーが赤血球を作る作用を促すことがわかり、その作用は、身体の中から出てくる、血を作るホルモンの分泌量を増やす作用であることが判明したと述べた。

マウス実験では効果を実証

発表に先駆けて清水氏は、血液と貧血についての簡単な解説を行った。呼吸によって取り入れられた空気の中の酸素が赤血球の中にあるヘモグロビンと結びつき、赤血球が体中を巡ることで酸素を運んでいくという。そのため「貧血とは“身体中の組織が酸素不足になっている状態”」といえるという。

造血ホルモンと呼ばれるエリスロポエチンは、身体中の酸素の量を感知して腎臓で作られ、分泌されているという。いったん酸素が足りなくなる状態になると腎臓からエリスロポエチンが分泌され、この物質が骨に作用することで、赤血球がたくさん作られるという。

まず清水氏は、貧血ではない正常の状態のマウスにアサイーを投与する実験で血が増えることを実証。血液を検査したところ、赤血球だけが増えていることが判明したという。そして血液中のエリスロポエチンを調べ、このエリスロポエチン自体が増えていることがわかったという。

次に清水氏は、では、通常は、酸素不足となることで分泌されるエリスロポエチンが、なぜアサイーを摂取することで分泌されるのか、という疑問を抱いたという。

アサイーが、腎臓に、酸素が不足しているという偽の情報を与えるのではないかという仮説を立てた清水氏はアサイーを摂取した際の腎臓の状態を調べたところ、まさに仮設を裏付ける結果が得られたという。

また、マウスとヒトはの造血に関するメカニズムはまったくな同じなため、同じ効果がヒトでも十分ありうると清水氏はいう。

清水孝彦氏の研究発表につづき、スポーツ栄養アドバイザーの石川三知氏、全国大学ラグビーフットボール選手権大会で史上初の9連覇を果たした帝京大学ラグビー部の岩出雅之監督、数々のレースで日本人初のウィナーとなる成績を残すレーシングドライバーの横溝直樹選手が、アスリートにとってアサイーが実際にもたらす効果について語った。

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最終更新:8/13(火) 12:25
MEGABRASIL

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