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【中国】機械工業の利益、上期は十数年ぶりマイナス

8/13(火) 11:30配信

NNA

 中国機械工業連合会(CMIF)がこのほど発表した機械工業統計によると、上半期(1~6月)の業界利益は前年同期比8.6%減の6,195億3,700万元(約9兆2,500億円)だった。CMIFによると、業界利益がマイナスに落ち込むのは十数年ぶり。売上高は1.3%増の10兆5,300億元だった。
 付加価値ベースの生産額は4.2%増となり、6.3%増だった第1四半期(1~3月)から伸び率を縮小した。主な業種では、汎用設備製造業、専用設備製造業、電気機械器材製造業、計測機器製造業がそれぞれ5.1%、8.3%、10%、9.6%増加した一方、自動車製造業は1.4%のマイナスとなった。
 重点観測対象となっている120製品のうち、上半期の生産量が前年同期を上回ったのは48製品で、全体のわずか4割だった。6割に当たる72製品は生産量が縮小した。
 機械工業の上半期貿易額は3.6%減の3,707億7,000万米ドル(約39兆1,000億円)。うち輸出が0.2%増の2,211億1,900万米ドル、輸入が8.6%減の1,496億5,100万米ドルで、収支は714億6,900万米ドルの黒字だった。対米貿易は輸出が11.6%減の353億7,600万米ドル、輸入が16.5%減の153億7,400万米ドルとなり、輸出入とも落ち込んだ。
 CMIFは、上半期の統計が振るわなかったのは自動車業界の落ち込みによる影響が大きいと分析。「主要指標は合理的な範囲に収まったものの、業界を取り巻く環境の厳しさは年初の予測を上回った」との認識を示した。
 年内の見通しについては、当面は下振れ圧力が続くものの、政府による景気刺激策の効果が見込めると指摘。通年で付加価値ベースの生産額伸び率は6%前後、売上高と利益、貿易額は「適度な増加を維持する」と予想した。

最終更新:8/13(火) 11:30
NNA

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