ここから本文です

生存のクロマグロ稚魚 6匹ではなく13匹 浅虫水族館に大分から3千匹輸送

8/13(火) 20:47配信

Web東奥

 青森市の県営浅虫水族館が、国内で初めて展示している完全養殖クロマグロの稚魚が13日午後6時現在、13匹生き残っていることが分かった。大分県から31時間半をかけて運んだ稚魚は7日の到着後に大量死。同水族館は11日午後6時現在、残り6匹としていたが、水槽の隅にいた稚魚を見落としていた。

 展示するいるか館の水槽は直径12メートル、深さ3メートルの円筒状。職員は水槽下部の窓から内部を見ている。11日は散らばって泳ぐ体長5~10センチほどの稚魚に十分目が届かず、結果的に水槽隅の個体を確認できなかった。

 同水族館は稚魚の大量死を受け、10日ごろから自然海水の注入による水質改善や水流調整を開始。11日昼以降に死んだ稚魚はなく、残った13匹は群れで泳ぎ、餌の食い付きもいいという。

 飼育展示部の櫛引俊彦部長は「水流を止めたことで、稚魚が疲れにくくなっただけでなく、餌を食べやすくなったのではないか」と推測。「養殖クロマグロが稚魚から成魚になるまで生存できる確率は1%未満。13匹生き残っているが、生存率が高いか低いかは一概に言えない。現在の飼育方法を続け稚魚の成長を見守りたい」と話した。

 稚魚は大分県佐伯市の日本水産(ニッスイ)中央研究所大分海洋研究センターから3千匹を提供された。

最終更新:8/14(水) 11:38
Web東奥

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事