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好バトルが続くF1……「今後もこれが続くとは限らない」と慎重な声も

8/13(火) 12:41配信

motorsport.com 日本版

 今季のF1世界選手権は第8戦フランスGPを終了した時点で、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の独壇場となっており、ファンからは「退屈だ」といった声も多く聞かれた。しかし、第9戦オーストリアGP以降の4レースではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の活躍などもあり、バトル満載のレースが繰り広げられた。

【動画】2019年F1第12戦ハンガリーGP決勝ハイライト

 しかしながらハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、F1が今後も良いレースを見せるためにはあらゆるものを適宜変更をしていく必要があると考えている。

 シュタイナーは次のように語った。

「(F1が)4つの素晴らしいショーを見せたということに注目するべきだし、我々がそれを続けたいと思っていることを忘れてはならない」

「まだまだ全体的に改善する必要がある。F1が世界で最もエキサイティングなスポーツになり得るということも、決して忘れてはいけないと思う」

「ある人(チーム)は数千億円の予算があって、夢のような世界の住人なんだ。4つの良いレースが見られた後は面白くないレースが4戦続く可能性だってあるんだ」

「もっと広い視野で考える必要がある。確かに、ありがたいことに4レースはとても良いものだった。だが我々は21、22レースそうでありたいんだ。私が目指しているのはそういうところだ」

 シュタイナーは“良いレース”を実現するために、3強と中段以下の差を縮めることが必要だと考えており、そのためにはまず予算制限から取り組むべきだとしている。

「我々は全体像を見る必要がある。私の言う全体像とは、予算制限(による格差是正)のことだ。それで全ての問題が解決する訳ではないが、正しい方向への第一歩だ」

「そしてそれに取り組み続けて、ドライバーにもっとレースをさせるんだ。4レースでは全てが素晴らしかったからと言って、(今後の)全てのレースがそうなる訳ではない」

 フェルスタッペンは直近4レースで2勝を挙げてファンを沸かせたが、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ここ数レースがエキサイティングだった理由はフェルスタッペンの活躍にあると主張した。

「マックス・フェルスタッペンとレッドブル(の活躍)を神に感謝する。さもないととてもつまらないレースになっていただろう」とホーナーは語った。

「素晴らしいことだ。ハンガリーではトップに立つことができなかったが、ファンが見たかったようなレースになったと思う」

「フランスは最も退屈なレースとなったが、その後の4レースは素晴らしいものだった。これから控えているレースでもエキサイティングなレースができるよう願っている」

「また、グリッド(勢力図)が潰れて(接近して)しまえば、我々にはハミルトンを倒すことができるマックスがいるし、フェラーリもそこに加わってくるだろう。未来は明るいと言える」

Pablo Elizalde

最終更新:8/13(火) 12:41
motorsport.com 日本版

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