ここから本文です

飲んでも安全。安全だよ。チェルノブイリで育てた穀類で作ったウォッカ「ATOMIK」

8/13(火) 17:31配信

ギズモード・ジャパン

インパクトあるネーミング。

チェルノブイリ原子力発電所事故が発生したのは1986年のことなので、もうかれこれ33年も経つんですね。ちょっと自虐がはいってロゴも力強い異国風なのが非常にインパクトありますよね。

【全画像をみる】飲んでも安全。安全だよ。チェルノブイリで育てた穀類で作ったウォッカ「ATOMIK」

英国とウクライナの大学と研究施設がコラボした実験作品のようですが、ハイクオリティなウォッカという点を特に強調しています。低クオリティなウォッカだと翌日大変なことになっちゃいますし...。一番気になるのは安全性。米ギズモードGeorge Dvorskyのレポートです。ぜひ早く味わってみたいものです~。

立ち入り制限区域内だけでとれた水と穀物だけを使用

チェルノブイリの立ち入り制限区域内だけでとれた水と穀物を使用して作られたウォッカが話題です。その名も「ATOMIK」(原子の、原子力のという意味合いを含む)。悲惨な事故があった原子力発電所を取り囲む地域を開墾していく上での思いきったマーケティングです。

英国とウクライナの科学者が協力しながら開発したというこの製品、もちろんウォッカに含まれる放射性物質はゼロ。ポーツマス大学のプレスリリースによれば、チェルノブイリの立ち入り制限区域内でとれた穀物だけを使用したとされています。

「ハイクオリティなアーティザンウォッカ」を目指しており、醸造しているのは「チェルノブイリ・スピリット・カンパニー社(Chernobyl Spirit Company)」で、ブランド名はずばり「ATOMIK」。ただし、現在の時点で存在する「ATOMIK」ボトルはひとつだけ。まだ実験段階のため、残念ながら購入はできません。ですが、立ち入り制限区域内でとれた生産物が商用開発されたのは初めての快挙とBBCも伝えています。ポーツマス大学の環境科学教授であるジム・スミス教授がこのプロジェクトを率いています。

科学的な要素とマーケティング要素が絡み合ったこのプロジェクト、 壊滅的な状態だった原子力発電所の周辺を、穀物の育成などの形で、どのように今後活用していけるのかを示すことにも目的があるといえるでしょう。生産者であるチェルノブイリ・スピリット・カンパニー社はこの一本を皮切りに、さらに商業展開していければと考えているようです。経済的な苦悩にさいなまれるウクライナの伝統産業の再活性化を図る目的もあります。

1/3ページ

最終更新:8/13(火) 17:31
ギズモード・ジャパン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事