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<中谷美紀>SPドラマ主演 吉岡里帆&永作博美&宮本信子との掛け合いに「心がうずきました」

8/14(水) 6:00配信

まんたんウェブ

 ――演じる上で心掛けている点は?

 素晴らしき本、優れた演出家、たぐいまれなる共演者に恵まれた際には、無駄な抵抗をせず、ただこの身を委ねて役を生きるのみです。もちろん役柄の軸を見いだすまでには少々時間を要しますが、相手の役者さんの声に耳を傾け、目を見て演じていると、自然と鏡のように自らの役柄が見えてくるものです。

 ――刺繍作家の役ということで、実際に刺繍をしてみた感想は?

 こらえ性のない私は、編み物ですら10センチ以上編んだことがありませんが、その一方で、こつこつと地道に丁寧に手仕事をなさる方々に憧憬(しょうけい)の念を抱いて止まず、器や染織など、もの作りをなさる方々の作品を見るため、ギャラリーでの展覧会に足繁(しげ)く通っています。刺繍は、小さな枠の中に、美しく深い世界が広がっていますので、日常のわずらいから離れて、何かに没頭するには最適なのではないでしょうか。

 ――4人での共同生活や、実際に演じてみた感想は?

 実際の家族と過ごすよりも心地のよい奇妙な共同生活が、これから長い老後を孤独に過ごさざるを得ない現代の人々にとって、一筋の光明となれば幸いです。家主の宮本信子さんを筆頭に、永作博美さん、そして吉岡里帆さんと、演技の達者な方々とあの洋館で共に暮らすことがかない、幸せでした。和を重んじる傍らで、決して立ち入り過ぎないほどよい距離は、物語同様、心地よいものでした。

 ――見どころは?

 何かが欠落した4人の女たちの、まるでかみ合わないながらも、仲良くやっている絶妙な人間関係を楽しんでいただけましたら幸いです。

 ◇吉岡里帆さんのコメント

 一つの洋館の中で紡がれる温かくて不思議で愉快な4人の女の物語です。一人一人は不器用な人たちの集まりなのに、4人で集まると強くなれたり、笑えたり、お互いがお互いの穴を埋めるような存在として、新しい家族の形を出せているように思います。隣にいるあなたの大事な人がよりいとおしくなるような、そんな温かい人間模様が描かれています。このドラマを見れば、もう少し頑張ろうと思えたり、「まあいっか」といい意味で肩の力が抜けると思います。ぜひ見てください。

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最終更新:8/14(水) 6:00
まんたんウェブ

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