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【札幌記念】3頭出走キングカメハメハ産駒が弔い合戦!クルーガー、豪州再遠征へ弾みのVだ

8/14(水) 6:04配信

スポーツ報知

◆第55回札幌記念・G2(8月18日・芝2000メートル、札幌競馬場)

 サマー2000シリーズ第4戦、第55回札幌記念(18日)は1着賞金7000万円の夏の“スーパーG2”。G1馬4頭がそろう好メンバーのなか、9日に天国へ旅立ったキングカメハメハの産駒3頭が弔い星を狙う。帰国初戦の7歳馬クルーガーは豪州遠征を経て成長。父譲りのパワフルな走りで勝利をつかみ、秋の豪州再遠征へ弾みをつけるか。唯一の3歳馬ランフォザローゼス、一昨年の覇者サクラアンプルールと、2年前の上位独占の再現も夢ではない布陣で臨む。

 全休日明けの13日、札幌競馬場のダートコースを1周半の軽めの調整を行ったクルーガー。「(札幌に)入厩してからに比べたら、動きはきびきびしてきた感じがある」と松井助手は言う。父は9日夜に北海道安平町の社台スタリオンステーションで死んだキングカメハメハ。帰国初戦で弔いVを狙うべく、態勢は整いつつある。

 8日の1週前追い切り後の馬体重は、前回の国内戦だった1月のポルックスSから12キロ増の544キロ。現役時代は500キロ前後で駆けた父よりも大きな馬体だが、「(キングカメハメハ産駒)らしさは出てる。乗りやすさもあるし、体つきもいかにもキンカメ産駒。トモ(後肢)なんか見てても、キンカメ特有」。NHKマイルC、日本ダービーの“変則2冠”を達成した父がそうだったように、自身の重賞勝ちはマイル(16年読売マイラーズC)でも、距離の守備範囲は広い。

 この春はオーストラリアへ遠征。初戦のドンカスターマイルで4着のあと、2000メートルに距離を延ばし、連闘で臨んだクイーンエリザベスSではG1・25勝を含む33連勝目を挙げた名牝ウィンクスに1馬身半差の2着。「よく頑張ってくれた。向こうの環境にもなじんでいた」(松井助手)。海外での経験を日本で還元するつもりだ。

 「海外に行って、またこの馬らしい走りができるようになってきた。動きを見ても衰えは感じない」と松井助手。今後は結果に関係なく、10月26日の豪州G1のコックスプレート(ムーニーバレー競馬場・芝2040メートル)に向かう。世界で父の偉大な血の力を示すため、札幌記念を足がかりにする。(恩田 諭)

最終更新:8/15(木) 7:28
スポーツ報知

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