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大崎病院・東京ハートセンターを運営する(医)社団冠心会が破産を申し立てられる

8/13(火) 11:29配信

東京商工リサーチ

4月には週刊誌等で理事長夫人の法人資金の流用疑惑が報じられた

 債権者から破産を申し立てられていた(医)社団冠心会(TSR企業コード:296430366、法人番号: 3010705001446、品川区北品川5-4-12、設立1994(平成6)年9月、理事長:遠藤真弘氏)は7月31日、東京地裁から破産手続きにおける包括的禁止命令および保全管理命令を受けた。保全管理人には岩崎晃弁護士(岩崎・本山法律事務所、中央区八丁堀4-1-3、電話03-6222-7231)が選任された。
 負債総額は34億6255万円(2018年3月期決算時点)。

 1994年設立の医療法人をその後、買収し2005年、心臓病専門病院「大崎病院・東京ハートセンター」として開業、運営していた。遠藤理事長は、心臓・血管疾患等の専門医として著名で、心臓血管外科や循環器内科、放射線科、麻酔科を診療科目として、2018年3月期には売上高41億171万円をあげていた。
 しかし、過去の赤字や施設への投資負担などから債務超過が続いていた。また、病院賃借料や仕入先への支払遅延などがあり、一部は訴訟トラブルとなっていた。
 
 2019年4月には一部週刊誌で理事長夫人の法人資金の流用疑惑が報じられるなど信用性が低下。また、4月24日には当時、遠藤真弘氏が理事長を兼務していた(医)一成会(TSR企業コード:430130716、法人番号:8030005001108、さいたま市)が負債17億2403万円を抱え、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、影響が懸念されていた。この間、医師の退職が相次ぐなど、動向が注目されていた。
 
 なお、「大崎病院 東京ハートセンター」は通常通り営業を継続している。

最終更新:8/13(火) 14:36
東京商工リサーチ

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