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個人年金の受取り方と税金について学ぼう!

8/13(火) 7:30配信

Sodan[ソダン]

老後の生活に備えて、ご自身で個人年金に加入されている方や加入を検討される方が増えてきています。しかし実際の受け取り方や受け取りにかかる税金については詳しく分からないという方も多いのではないでしょうか。今回はファイナンシャルプランナーの坂本卓也(所属:ブロードマインド株式会社)が、個人年金の受け取り方や個人年金に関する税金の基礎知識を解説いたします。

■個人年金にはどんな受け取り方があるの?

まず、個人年金とは、個人が保険会社の商品を使って積み立てを行い、国民年金や厚生年金の上乗せ分として、将来年金として受け取れるというものです。個人年金で支払う年金保険料は、すべて将来の年金として積み立てられます。

個人年金を受け取る際には、大きく3つの受け取り方があります。

【1】確定年金

確定年金は「5年」「10年」「15年」など、年金を受け取る期間を設定し、設定した期間は、被保険者が生存していても死亡したとしても、必ず年金を受け取ることができます。支払金額に対して総受取金額があらかじめ決まっているため、現在最も選択されているタイプです。個人年金保険料控除を利用するためには、10年以上の受取期間を選択する必要があります。

【2】有期年金

有期年金は、確定年金と同じく「5年」「10年」「15年」と受取期間を設定し、設定期間中に被保険者が生存している限り、年金を受け取ることができます。

例えば、受取期間が「10年」で年間60万円の年金を受け取る契約の場合、10年以上生存していれば、満額の600万円を受け取ることができます。但し、不慮の事故や急な病気で年金受取開始から5年しか生存していなかった場合、半分の300万のみの受け取りとなり、遺族は年金を受け取ることができません。

確定年金と比べて掛け金は安くなりますが、支払金額に対して大きく元本割れしてしまうリスクがあります。

【3】終身年金

終身年金は、被保険者が生存する限り一生涯年金を受け取ることができます。「トンチン年金」とも呼ばれており、長生きすればするほど総受取年金額を増やすことができます。

一方、早く亡くなってしまった場合は、受取総額が支払総額よりも少なくなってしまう可能性もあります。「10年確定年金付終身年金」のように、年金受取開始から10年間は生死にかかわらず、ご自身もしくは遺族が必ず年金を受け取ることができ、10年以降は被保険者が生きている限り年金を受け取ることができるといったタイプのものもあります。

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最終更新:8/13(火) 7:30
Sodan[ソダン]

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