ここから本文です

RIZAP、インストラクターの処遇改善に3億円

8/13(火) 15:07配信

東京商工リサーチ

 RIZAPグループ(株)(TSR企業コード:295695790、札証アンビシャス)は8月9日、2020年3月期第1四半期(4-6月期)決算を発表した。売上高は535億100万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は14億8200万円(前年同期13億9000万円の赤字)、最終利益1億4000万円の赤字(同31億1900万円の赤字)だった。営業利益は黒字に転換したが、これは前期に実施した不採算事業の売却による損失解消に加え、上場子会社9社のうち、4社が黒字転換し、合計7社が黒字(前年同期3社)になったことが寄与した。
 
 主力のRIZAP関連事業(ボディメイク、ゴルフ、イングリッシュ等)の店舗数は2019年6月末で197店(前年同期末158店舗)と、3年ぶりに前年同期比20%以上の店舗数の増加となった。ただ、同事業の売上高は109億円で、前年同期比1.8%増にとどまった。同事業の第1四半期決算の増収率は、2015年3月期以降で最低の伸びにとどまった。会見に登場した瀬戸健社長は、「(今後は)現在まで手薄になっているシニア層の取り込みを進める」と方針を語った。
 上場子会社は、フリーペーパー発行の(株)ぱど(TSR企業コード:350657912、JASDAQ)が最終赤字1億2900万円、フィットネス・保育事業のSDエンターテイメント(株)(TSR企業コード:010040854、JASDAQ)が最終赤字1000万円、と2社が最終赤字を計上したが、他の7社はいずれも黒字を計上した。

 主力のRIZAP関連事業で、今第1四半期は39店舗増と大幅に店舗を増やしたが、瀬戸社長は「インストラクターの処遇改善のための費用として今期3億円を計上する」と発表。サプリメントやノベルティの販売で高い実績を出したり、顧客サービス評価の高いインストラクターへのインセンティブを高める予定だ。これにより「インストラクターのモチベーション向上を狙う」(瀬戸社長)という。

最終更新:8/13(火) 15:07
東京商工リサーチ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事