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広島磯村サヨナラV犠飛「みんなで勝ち取った勝利」

8/13(火) 22:43配信

日刊スポーツ

<広島2-1巨人>◇13日◇マツダスタジアム

広島が巨人にサヨナラ勝ちして連敗を3で止めた。1-1の延長11回1死満塁、代打磯村嘉孝捕手(26)が左犠飛で4時間超えの死闘に蹴りをつけた。引き分け以下なら自力優勝の可能性が消える瀬戸際で、投打一体となって粘り強い戦いを示した。

【写真】ファンの声援に応える緒方孝市監督

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延長11回。1死三塁からメヒア、会沢が2者連続で申告敬遠された。代打に指名された磯村は、気持ちを落ち着けて打席に向かう。投手は7番手鍵谷。振っていこうと決めた。カウント1-1からの外角スライダー。芯で捉えて左翼へ運んだ。タッチアップで三塁走者鈴木が本塁へ滑り込み、バンザイして跳び上がるのが見えた。サヨナラ勝ち。胸が躍った。ヒーローインタビューは声が上ずった。

「追い込まれたくなかった。ストライクは全部振るつもりでした。みんなで勝ち取った勝利です」

必死の継投でつないでいた。先発ジョンソンの7回2安打0封の好投を受け、8回から継投。8回に1点を失ったが、ここから執念のリレーが始まった。中村恭が9回を無失点。同点の延長10回は、抑えに復帰した中崎が3者凡退に抑えた。代打阿部をツーシームで二ゴロ。代打石川は146キロの低め直球で中飛。亀井はスライダーを打たせて二ゴロに仕留めた。どんな状況でも失点を許さなければいい。3年連続胴上げ投手の真骨頂だった。11回は遠藤が2死満塁のピンチをつくったが、6番手今村が後続を断った。

追い込まれていた。10日阪神戦で守護神フランスアが逆転サヨナラ3ランを大山に打たれてから、流れが変わった。翌11日同カードも終盤に逆転された。前日12日巨人戦も、先発アドゥワのKOを攻撃陣が必死にカバーしたが1点差で敗れ、3連敗。この日引き分け以下なら、自力優勝の可能性が消滅していた。

緒方監督は「今日は先発ジョンソンが抑え、中継ぎが何度も何度もピンチを迎える中で、最少失点で抑えてくれた。連敗が止まった中で、明日につながる勝ち方だった」と話した。首位巨人まで3・5ゲーム差。広島は優勝をあきらめない。【村野森】

最終更新:8/14(水) 1:03
日刊スポーツ

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