ここから本文です

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

8/13(火) 6:19配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 12日の金融市場でアルゼンチン資産が急落しました。週末に行われた同国大統領選挙の予備選で、これまで市場寄りの経済政策を進めてきた現職のマクリ大統領が予想外の大差をつけられて2位となったことが、投資家の動揺を誘いました。香港で続くデモを受け、中国当局が「重大な分岐点」と発言したことも重しとなり、米国株も下落。不安定な世界の市場が一段と揺さぶられています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

トリプル安

11日に行われたアルゼンチン大統領選の予備選で、ポピュリストの野党候補アルベルト・フェルナンデス元首相がマクリ大統領に大差をつけて首位となった。投資家は同国の経済政策がマクリ氏の進めてきた市場重視策から離れ、通貨や資本の統制といった措置に回帰する可能性を懸念。通貨ペソは過去最安値を更新、国債と株式も急落し、トリプル安となった。

混乱波及を警告

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は今回のアルゼンチン大統領選の予備選結果を大きな驚きだと評し、他の新興国市場に一定期間、混乱が広く波及する可能性を指摘した。ロンドン在勤ストラテジスト、ジーン・フリーダ氏は「投票前はマクリ氏が勝利するとの期待が高まっていたことからすると」短期的な影響は一定程度あると予想。「他の新興国市場への混乱波及が長引くとみる理由はほとんどないが、商いの薄い8月の市場では流動性の乏しさから相場が行き過ぎるリスクが増幅される」と警告した。

決定持ち越し

イタリア上院の有力政治家は内閣信任投票の日程で合意できず、決定を13日に持ち越した。ANSA通信によると、コンテ首相は今月20日に上院に呼ばれ演説する公算。解散総選挙を先週呼び掛けたサルビーニ副首相が連立政権を解消して政権掌握へ動くには、あと1週間は待つ必要があるようだ。コンテ政権が信任投票で過半数の支持を得られなければ、マッタレッラ大統領は新たな連立政権を模索するか、総選挙を実施するかの選択を迫られることになる。

1/2ページ

最終更新:8/13(火) 6:19
Bloomberg

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事