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コーチなど欧米ブランド、中国で反感買う-Tシャツのデザイン巡り

8/13(火) 15:12配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 中国では欧米の複数のファッションブランドが政治的にセンシティブな問題に触れたと見なされるデザインが原因で批判を浴び、世界の高級品需要の3分の1を占める中国市場でボイコットの呼び掛けが巻き起こっている。

ヴェルサーチが「一つの中国政策」に反するとして批判されたTシャツについて謝罪してから24時間もたたないうちに、高級ブランドの米コーチとフランスのジバンシィが似たような失敗で中国の消費者の反感を買った。

中国のソーシャルメディア上では米タペストリー傘下のコーチとLVMH傘下のジバンシィのボイコットを呼び掛ける声が相次いだ。香港と台湾を国と示唆する両ブランドのTシャツの写真がネット上に出回ったためだ。コーチのブランドアンバサダーを務める中国人スーパーモデルのリウ・ウェンは12日、ソーシャルメディア「微博」で、「中国人の感情を著しく傷付けた」として同ブランドとの契約を打ち切ると発表した。

コーチは微博のアカウントで12日、誤りが判明したため、2018年5月にこのTシャツの販売を取りやめたと説明。「消費者の感情を傷付けたことを深く謝罪します」とコメントした。LVMHとジバンシィの担当者にコメントを求めたが、今のところ返答はない。ジバンシィの化粧品アンバサダーで男性アイドルグループ「TFBOYS」メンバーのイー・ヤンチェンシー(易烊千璽)も同社との契約を解除すると明らかにした。

ヴェルサーチは11日、香港とマカオが国として掲載された自社のTシャツの「間違ったデザイン」について謝罪した。同社の中国ブランドアンバサダーを務める女優のヤン・ミー(楊冪)も、同社への協力打ち切りを表明した。同社は7月24日に問題のTシャツの販売を中止し、廃棄したと説明している。

原題:Coach, Givenchy Feel China Backlash Over Their T-Shirt Designs(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Bloomberg News

最終更新:8/13(火) 15:12
Bloomberg

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