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「戦え、それが自由への道」 香港のデモ参加者、レ・ミゼラブルの『民衆の歌』を空港で大合唱

8/14(水) 20:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

反政府デモが始まってから10週目に入り、香港のデモ参加者はある有名な"抗議の歌"を取り入れている。

民主化を求めて活動する黄之鋒(Joshua Wong)氏がソーシャルメディアに投稿した動画では、デモ参加者が空港の到着ロビーに集まり、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の有名な劇中歌を歌っていることが分かる。『レ・ミゼラブル』は、1832年にパリで起きた六月暴動までを描いた作品だ。

歌のタイトルは「民衆の歌(Do You Hear The People Sing)」で、人々に"戦え"と呼びかけるものだ。

この歌は2014年の大規模民主化デモ「雨傘運動」でも歌われていた。

エコノミストによると、中国はこの"抗議の歌"の広まりを快く思っておらず、中国で人気の音楽ストリーミング・サービス「QQ Music」ではこの歌が禁止されている。

反政府デモが始まってから10週目に入り、香港のデモ参加者はある有名な"抗議の歌"を取り入れている。

中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対することから始まったこのデモは、 香港の民主制を守る戦いへと発展している。

大勢のデモ参加者が、世界で最も忙しいハブ空港の1つである香港国際空港を占拠したことで、フライトのキャンセルが相次ぎ、空港の機能が低下している。空港でのデモは、特にデモ参加者に対する警察の残虐行為に抗議するものだ。

民主化を求める活動家、黄之鋒氏がソーシャルメディアに投稿した動画では、デモ参加者が空港の到着ロビーに集まり、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の有名な劇中歌を歌っていることが分かる。『レ・ミゼラブル』は1832年にパリで起きた六月暴動までを描いた、ヴィクトル・ユゴーの同名小説をもとにした作品だ。革命を求めるこの歌のタイトルは「民衆の歌」だ。

この歌は2014年の大規模民主化デモ「雨傘運動」でも歌われていた。中には、この歌に広東語で香港の状況を描いた歌詞をつけた活動家もいた。

エコノミストによると、中国はこの"抗議の歌"の広まりを快く思っておらず、中国で人気の音楽ストリーミング・サービス「QQ Music」ではこの歌が禁止されている。

香港の行政長官、林鄭月娥(Carrie Lam)氏はデモ参加者に対し、デモは香港を「どん底」に陥れるものだと警告しているが、デモ参加者は14日も空港を占拠し続けている。

長官は13日朝の会見で、「香港は深く傷ついている」とし、「回復には長い時間がかかるだろう」と述べた。

[原文:Video: Hong Kong protesters belt out 'Do You Hear The People Sing?' from 'Les Misérables' during airport takeover]

(翻訳、編集:山口佳美)

Rosie Perper

最終更新:8/14(水) 20:00
BUSINESS INSIDER JAPAN

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