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安倍政権の“3本柱”は続くのか。カギは連続任期最長・二階幹事長と都知事選

8/14(水) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

「8月中に行うことはないので、しっかり英気を養って」

安倍晋三首相は内閣改造について参院選後の自民党役員会でそう言及したという。

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8月下旬に予定されている主要7カ国首脳会議(G7サミット)などの外交日程をこなし、臨時国会にむけて9月中旬ごろに内閣改造、党役員人事を手掛けるとみられる。

「サプライズがあるとしたら幹事長ポスト」と永田町関係者は話す。安倍首相を支える「3本柱」のうち菅義偉官房長官、麻生太郎副総理兼財務相については早々に留任を決心したとみられるが、二階俊博幹事長については交代説がささやかれている。

さらに焦点となるのは議長ポストと2020年の東京五輪だというが……。

ポスト安倍は「岸田さん」か「令和おじさん」か

「令和の時代はここにいる岸田文雄さん」

令和に改元後、初となる国政選挙となった参院選での広島市内の応援演説で安倍首相は聴衆に呼び掛けた。広島市は安倍首相と当選同期でもある岸田文雄・自民党政調会長の選挙地盤で、参院選では岸田派(宏池会)最高顧問である溝手顕正氏が6回目の当選に挑戦していた。

だが、定数2のところ、地元自民党広島県連の反対を押し切り、党本部主導で自民党として2人目の新顔を擁立した結果、自民党内で票を食い合う事態に発展した。結果、溝手氏は落選した。

広島だけではない。山形、秋田、滋賀でも岸田派の現職議員は相次いで落選。

「選挙の顔にならない」

ポスト安倍と言われていた岸田氏は、その器に疑問符がつく結果となった。

一方で存在感を示したのが「令和おじさん」こと、新元号の発表で一躍時の人となった菅義偉官房長官だ。

広島で当選した自民党の新顔候補、河井案里(あんり)氏の夫、河井克行衆院議員は「菅派」とも呼ばれる無派閥議員の中心人物の一人。克行氏は安倍首相とも近く、過去には首相補佐官も務めていた。そのため広島では菅氏は案里氏を全面支援し、一部では「ポスト安倍の前哨戦」とも見られていた。

菅氏は広島以外にも全国を飛び回り、維新、公明、立憲などと3議席を争った兵庫の新人候補を押し上げるなど結果を示した。

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最終更新:8/14(水) 20:00
BUSINESS INSIDER JAPAN

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