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【スーパーGT】SUGOテストで好調だった塚越&バケット、後半戦での巻き返し狙う

8/14(水) 19:55配信

motorsport.com 日本版

 スポーツランドSUGOで2日間にわたって行われた今季3度目のスーパーGT公式テスト。全4セッションのうち3セッションでGT500クラスのトップタイムを記録した#17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大とベルトラン・バケットは残り3レースに向けて自信をみせた。

 SUGOテストは霧や雨など不安定な天候の中で各セッションが進行していったが、その中で常に速さを見せたのが17号車だった。セッション1から3まで全てトップタイムをマークすると、ウエットコンディションとなった最終のセッション4でも2番手につける走りを披露した。

「ここまでギャップが大きくなったのは、正直驚きだった」

 そう語ったのは、初日に1分10秒634をマークしたバケット。この日唯一の1分10秒台で、2番手に0.4秒もの大差をつけた。

「今回のテストでは、第7戦のSUGOに向けてたくさんのタイヤを試した。クルマに関しては、細かい部分で改善したいところがあるものの、全体的にすごく良い感触だった。僕たちはシーズン序盤からセットアップの部分で少し課題を抱えていたけど、それに対して解決策も見えてきた」

「もちろんテストなので、(ウエイトハンデ搭載量など)他がどんな状況で走っていたか分からないから何とも言えないけど、こうしてトップタイムを記録できたことはすごく嬉しい」

 一方、2日目の午前に1分10秒828をマークし、この日の総合トップとなった塚越も、様々なコンディションの中で手応えがあり、良いテストができたと語った。

「テストは順調にこなすことができました。クルマのセットアップも良い方向に進めることができたと思います。それに比例してタイムも良かったです」

「ロングランのデータもしっかりとれましたし、雨の時も悪くない感触でした。2日間を通して天候が不安定なところがありましたが、僕たちが最低限やらなければいけなかったところ(テストメニュー)はしっかり出来たので、全体的に良いテストになったと思います」

「テストなので(周りの)ウエイトがどうなっていたのか分からないという部分はありますが、こうしてどちらのドライバーも良いタイムで終わることができたのは、チームにとっても良いことです」

 今シーズンの17号車は上位に食い込む速さを毎回見せつつも不運なトラブルやアクシデントで上位入賞のチャンスを逃すことが多く、第5戦を終えてドライバーズランキング13番手と低迷している。

 しかし、その分ウエイトハンデが軽い状態で残り3レースを戦えることもあり、バケットは次のオートポリスで優勝を狙いたいと語った。

「次のオートポリスでは優勝することが大きな目標だ。僕自身も過去にオートポリスでは良い走りができているし、チームもここでは実績を持っている」

「今の17号車のウエイトハンデ量(20kg)でオートポリスを迎えられるのも、有利に働いてくれると思う。さらにSUGOでは今回こうして速さを見せることができた。だから、ここからの2レースはかなり自信がある」

 同じく塚越も、このテストを機に残り3レースに向けて自信をさらに深めていた。

「今シーズンはトラブルだったり、うまく噛み合わないレースが続きましたが、今回のテストのような良い流れをレースでも発揮しなければいけないと思っています。そういう意味でも良いテストになりました」

吉田知弘

最終更新:8/14(水) 19:55
motorsport.com 日本版

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