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密猟相次ぎ、夜間の林道通行止めへ 沖縄県、26日から国頭村で実施 ヤンバルテナガコガネなど保護

8/14(水) 10:39配信

琉球新報

 沖縄本島北部のやんばるにのみ生息する国の天然記念物ヤンバルテナガコガネなど動植物の密猟を防止しようと、県自然保護課は26日から10月21日まで国頭村内の林道を夜間通行止めにし、対策を検討する実証実験を行う。同課は「やんばるの貴重な動植物をこれ以上取られたくない、沖縄の自然を大切にしたいという地元住民や県民の思いの下に実施する」とし、協力を呼び掛けている。


 昨年は密猟されたリュウキュウヤマガメ60匹が香港で発見され、密猟者が摘発される事件も発生するなど、やんばるにのみ生息する希少種は密猟が相次ぎ、絶滅が危ぶまれている。ヤンバルテナガコガネのほかにも、固有種のオキナワマルバネクワガタ、特定国内希少野生動植物種のラン科植物オキナワセッコクも密猟が相次いでいるという。

 県はこれまでパトロールや啓発活動などに取り組んできたが今回、実証実験を踏まえて密猟者の侵入を物理的に阻止する手法を検討することになった。

 実証実験では期間中の夜間(午後7時~翌午前5時)に毎日通行止めを敷く。救急救命や災難・災害救助などや、許可を受けた夜間通行以外は通行を認められない。

 詳しくは県自然保護課世界自然遺産推進室(電話)098(866)2243。

琉球新報社

最終更新:8/14(水) 18:41
琉球新報

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