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出演者の8割が演劇未経験の市民劇団 大阪・神戸が拠点の「座・市民劇場」夏の卒業公演8月25日に開催

8/14(水) 10:55配信

デビュー

 関西(大阪・神戸)を中心に活動、一般公募で集まった5歳~80歳までのメンバーが期間限定で稽古を行い、舞台上演後に解散する、市民参加型・期間限定劇団「座・市民劇場」。同劇団が8月25日(日)神戸ポートオアシスにて公演本番を迎える。

【写真】期間限定劇団 座・市民劇場の稽古風景。

 毎年100名が在籍し、100名が卒業する「座・市民劇場」は、年に4回公演を実施。今回は約8~10ヵ月稽古を行ってきたメンバーが、神戸ポートオアシスの舞台に立つ。参加メンバーの約8割が演劇初体験。小学校4年生の男の子から80代の男性までと幅広い世代のメンバーが出演し、この公演をもって劇団を卒業する。

 「座・市民劇場」制作担当の松下明日香さんと河田よし江さんに話を聞いた。

――稽古の様子はいかがですか?

「稽古が始まった当初は、どこかよそよそしかったメンバーが、回を重ねる事にどんどん仲良くなって、今では帰り道にご飯を食べに行ったり、LINEなどで舞台について話し合ったりと本番に向かって楽しみながらボルテージを上げてます。この市民劇場は公演上演後に開催するんですが、既に『稽古がなくなるのが淋しい』『残り、後○○回だ~』という声が聞こえてきたり(笑)。ホント、今が一番活気に溢れてますね」(松下)

――今回の公演のみどころは?

「代表の仲風見先生の演出は、メンバーが持っている個性を重視する方法なんです。市民劇団なのでプロ顔負け、とは言えませんが、それぞれの個性(魅力)が溢れ出す舞台に仕上がっていると自負しております。そして何よりも、メンバーが一生懸命演じている姿を見ていただきたいです。今までみんなで努力してきた集大成なので、ここでしか味わえない『感動』が必ずあると思います」(松下)

――市民劇場の魅力とは?

「市民劇場の最大の魅力は人と人との『縁』ですね。普段の生活では出会う事のないメンバー同士が演劇を通して出会い、仲間になって一緒に一つのものを作り上げていく。これって凄い事だなって。また、この市民劇場では『何かをはじめてみたい』『今の自分を変えたい』という思いで参加しているメンバーも多く、そんなメンバーが演劇を通して、成長していく姿を見ると、この活動を続けてきて、良かったな。と、こっちまで、嬉しくなります」(河田)

――何かを初めてみたい、でも一歩が踏み出せないと悩んでいるみなさんへのメッセージを。

「何事もやってみないとわからない事が沢山あると思います。これは演劇問わず、だと思いますが…。まずは、興味がある事、やりたい事に一歩、踏み出してみる事が大事かな。と。初めは不安でも飛び込んでみたら、そうでもなかったな。って思う事って結構あるんですよ。私もその一人でした。だから、自分のやりたい事に素直になって、勇気を出して欲しいと思います。その先には、思った以上にかけがえのないものがあるハズなので。市民劇場には『舞台に立ちたい』『俳優になりたい』というメンバーだけでなく『何かをはじめたい』『自分を変えたい』っていうメンバーも多く在籍してるんですね。そんな想いをカタチにするきっかけになれればと思っています」(河田)

 なお現在『座・市民劇場』は新メンバーを募集中。サンかはプロ・アマ不問。「演劇が初めての方も、ブランクある方もお気軽にお問い合わせ下さい」とのこと。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載中。

【公演情報】
座・市民劇場 大阪29期神戸5期 夏の合同卒業公演
「また逢う日まで」
作:深山うぐいす 演出:仲風見
日程 8月25日(日)
昼の部:14時開演 夕の部:17時開演(全二回公演)
上演時間:約60分
場所:神戸ポートオアシス
前売り 2000円 当日2500円 ※小学生まで無料

【ものがたり】
ここは天国の待合室。今、鐘が鳴って、生まれて行く者、そして、死んだ者たちが過去を振り返るところ。生きていた時は、モグラだった、ミミズだった、と話している。
………それとは別に、医者と患者・赤ちゃんたちが自分の人生を話す。
だが、天国の鐘は鳴って、また生まれていくもの、死んできた者達が交差する……。
生きていく事の尊さ、強さを市民メンバーが舞台で表現。

最終更新:8/14(水) 10:55
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