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東浩紀があいちトリエンナーレのアドバイザー辞任へ 「“表現の自由vs検閲とテロ”は偽の問題」

8/14(水) 8:15配信

BuzzFeed Japan

脅迫などを受けて企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった、あいちトリエンナーレ。あいトリの企画アドバイザーを務めていた批評家の東浩紀さんは8月14日、Twitterで辞任を表明した。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】

海外作家の辞退を受け…

東さんは7日に「相談役として役割を果たすことができず、責任を痛感しています」などとして謝罪。今年度の委嘱料を辞退することを申し出ていた。

13日夜には「これ以上ひとりでも作家が展示辞退したら、アドバイザーを辞任するつもりです」とツイート。

その後、新たに7人の海外作家が展示の辞退を求めていると報じられたことから、芸術監督の津田大介さんにメールで辞意を伝えたという。

「提案は採用されず」

東さんはTwitterで「津田監督には、この1週間、いろいろ善後策を提案していたのですが採用されず、アドバイザーとして職務を果たすのが困難な状況になりました」と説明。

「今後は、公的な立場を外れ、一個人としてトリエンナーレを応援していければと思います。あらためまして、このたびは、ぼくの力が及ばず、県民のみなさま、出展者のみなさま、申し訳ありませんでした」と改めて謝罪した。

そのうえで、「『表現の自由』vs『検閲とテロ』という構図は、津田さんと大村知事が作り出した偽の問題だと考えています」と指摘。津田さんの責任について以下のように言及した。

「海外のアーティストは表現の自由を訴えている。けれどもそれは日本の市民には特定のイデオロギーやプロパガンダに賛同する党派性のように見える。このようなねじれを作り上げた責任は津田さんにあり、彼はそれを早急に解きほぐさねばなりません」

また、文筆家の岡田育さんのツイートに答える形で「運営側に毅然とした態度があれば、離脱作家のドミノ倒しは避けられたし、避けられなかったとしてももっと遅くできたはずだと思います。このままではもっと離脱作家が増えるかもしれません。今回はアーティストがたいへん気の毒です」とも述べた。

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最終更新:8/14(水) 12:27
BuzzFeed Japan

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