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あいちトリエンナーレ、海外の作家11人が展示中止を求める。「表現の不自由展の再開」求めて実行委を批判

8/14(水) 11:57配信

ハフポスト日本版

慰安婦を表現した少女像などの展示作品に批判が相次ぎ、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」内の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、「トリエンナーレ」の別の展示に作品を出展していた海外の作家11人が、中止に抗議するため自身の作品も展示中止とするよう求めていたことがわかった。

オープンレターで異議

作品の展示中止を求めたのは、タニア・ブルゲラさんら11人。11人はネット上にトリエンナーレ実行委員会にあてたオープンレターを公開し、「表現の不自由展」の中止判断について「参加した作家に事前の相談なく中止したことに疑問を持っている」「展示作家の権利を守ることや、表現の自由を保護することはトリエンナーレ側の責任だ」などと抗議した。

そして、自らの出展作品を、表現の不自由展が中止されている限り、同じく展示中止とするよう求めた。11人はオープンレターで「このアクションを通じて実行委員会が表現の不自由展を再開することを願う」としている。

実行委員会によると、11人のうち韓国出身の2作家の作品はすでに展示中止となっている。

実行委員会はハフポスト日本版の取材に「アーティストの意向を最大限優先したいが、今後の方針は検討中です」と説明している。

展示の中止を求めたのは以下の11人。

タニア・ブルゲラ/ハバナ
ハビエル・テジェス/ベネズエラ
レジーナ・ホセ・ガリンド/グアテマラ
モニカ・メイヤー/メキシコ
ピア・カミル/メキシコ
クラウディア・マルティネス・ガライ/ペルー
イム・ミヌク/韓国
レニエール・レイバ・ノボ/ハバナ
パク・チャンキョン/韓国
ドラ・ガルシア/スペイン              
ウーゴ・ロンディーネ/スイス

企画アドバイザーも辞任の意向示す

「不自由展」の騒動は、トリエンナーレの企画アドバイザーを務める作家の東浩紀氏が、自身のTwitterで辞任の意向を表明する事態に発展している。

東氏は辞任を決めた理由について、「(芸術監督の)津田監督には、この1週間、いろいろ善後策を提案していたのですが採用されず、アドバイザーとして職務を果たすのが困難な状況になりました」と説明。

問題の本質は「外交問題に巻き込まれたこと」と「市民の説明不足」だとし、少女像の展示や、昭和天皇の肖像写真が焼けている作品の展示について、「慰安婦像については、政治家やメディア(海外含む)に政治的に利用されてしまいました。天皇作品については、過激な表現が多くの市民にショックを与えました」と分析した。

その上で、「外交問題に安易に巻き込まれる展示を行ったこと、市民に十分な説明をしないまま過激な作品を展示しショックを与えたことについて、まず誠実な謝罪をし、そのうえで対策について市民や出展者を巻き込んで議論をすべきだ」「混乱の責任をとって監督を辞任し、ほかのキュレイターと協力関係を築くべきだ」などと津田氏に提案したが、受け入れられなかったと明かした。

東氏は「今後、「海外の現代美術作家」vs「日本の市民」という不毛な対立構図が作られないよう、微力ながら情報を発信できたらと考えています」と投稿している。

実行委員会はハフポスト日本版の取材に対し、東氏について「(辞任の)申し出があったのは事実。受け入れるかについては現在、検討している」としている

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最終更新:8/14(水) 12:19
ハフポスト日本版

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